【M&B2 Bannerlord】最強兵種ティアリスト|全6文化のティア6貴族兵を比較【v1.4.8】
結論から書きます。v1.4.8時点で、6文化すべてのティア6貴族兵は賃金が同じ17デナール/日です。値段で優劣は付きません。差が出るのは役割のほうで、最も遠くから撃てるのがバタニア フィアン・チャンピオン、馬上と徒歩の両方をこなせるのがクザイト カン親衛隊です。この記事では公式パッチノートとコミュニティWikiの数値を突き合わせ、全6文化を同じ土俵に並べます。
まず、この記事が扱うバージョン
本記事は当初v1.4.5を前提に書かれていました。2026年9月6日時点の安定版はv1.4.8(2026年8月10日配信)です。
ただしv1.4.6からv1.4.8までのパッチノートに、ティア6貴族兵の性能変更は含まれていません。この3パッチで兵種に触れている記述は、v1.4.6の「Radagosの略奪兵が強すぎたバグを修正」の1行だけです。v1.4.7に出てくる騎兵の記述もマルチプレイヤーのクラッシュ修正であって、性能の変更ではありません。
つまりv1.4.5当時の編成をそのまま使い続けて構いません。組み直しが要るとすれば、それは後述するv1.5.0ベータが正式版になったときです。
全6文化のティア6貴族兵
各文化の育成ツリーの頂点に立つ兵種です。本記事の旧版はアセライとスタルジアを落としていましたが、この2文化にもティア6の貴族兵は存在します。「全派閥」を名乗りながら4文化しか扱っていなかったので、まずここを埋めます。
ここで言う「文化」は兵種ツリーの系統のことです。Bannerlordの政治的な派閥は開始時点で8つありますが、北方帝国・西方帝国・南方帝国の3つは同じ帝国の兵種ツリーを共有します。そのため、兵種を比べる単位は8ではなく6になります。
| 兵種名 | 文化 | 種別 | 賃金 | 昇格元 | 村での直接徴兵 |
|---|---|---|---|---|---|
| バタニア フィアン・チャンピオン Battanian Fian Champion | バタニア | 貴族弓兵 | 17 | Battanian Fian | まれに出現 |
| クザイト カン親衛隊 Khuzait Khan's Guard | クザイト | 貴族騎馬弓兵 | 17 | Khuzait Kheshig | まれに出現 |
| ヴランディア バナーナイト Vlandian Banner Knight | ヴランディア | 貴族騎兵 | 17 | Vlandian Champion | まれに出現 |
| 帝国精鋭カタフラクト Imperial Elite Cataphract | 帝国 | 貴族騎兵 | 17 | Imperial Cataphract | 城に紐づく村のみ |
| スタルジア ドルジンニク・チャンピオン Sturgian Druzhinnik Champion | スタルジア | 貴族騎兵 | 17 | Sturgian Druzhinnik | まれに出現 |
| アセライ ヴァンガード・ファーリス Aserai Vanguard Faris | アセライ | 貴族騎兵 | 17 | Aserai Veteran Faris | まれに出現 |
旧版が載せていた「日当20〜21デナール」は誤りでした。6兵種とも17デナール/日で横並びです。バナーナイトだけが21デナールで最も高い、という記述には根拠がありません。
徴兵の経路は2つあります。1つは前段の兵種からの昇格、もう1つは同じ文化の村での直接徴兵です。村徴兵はいずれもまれにしか出現しませんが、帝国精鋭カタフラクトだけは条件が異なり、城に紐づく村でしか出ません。帝国の貴族兵を数で揃えたい場合、この差は無視できません。
主要スキルの比較
ここが旧版の最も大きな誤りでした。フィアン・チャンピオンとカン親衛隊の弓スキルを「260」と書いていましたが、これは2パッチ前の数値です。v1.3.8で両者とも260から200へ引き下げられ、その後フィアン・チャンピオンだけがv1.3.13で220へ戻されています。カン親衛隊は200のままです。
以下はコミュニティWiki(Fandom)が記載している値で、右端の列はWiki自身が明記している確認バージョンです。
| 兵種 | 片手 | 両手 | 長柄 | 弓 | 投擲 | 騎乗 | 運動 | Wikiの確認版 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| バタニア フィアン・チャンピオン | 90 | 220 | 50 | 220 | 40 | 60 | 170 | v1.3.13 |
| クザイト カン親衛隊 | 60 | 60 | 200 | 200 | 30 | 200 | 60 | v1.3.13 |
| ヴランディア バナーナイト | 220 | 60 | 260 | 25 | 30 | 200 | 60 | v1.2.11 |
| 帝国精鋭カタフラクト | 200 | 60 | 260 | 60 | 45 | 200 | 60 | v1.3.14 |
| スタルジア ドルジンニク・チャンピオン | 200 | 60 | 170 | 65 | 90 | 170 | 140 | v1.3.13 |
| アセライ ヴァンガード・ファーリス | 170 | 60 | 200 | 65 | 140 | 170 | 90 | v1.3.13 |
注意点を2つ。バナーナイトだけWikiの確認版がv1.2.11と古く、他の5兵種より1年近く前の値です。またv1.4系のパッチノートに貴族兵のスキル変更は記載がないため、v1.4.8でもこの値のままと考えられますが、実戦投入前にゲーム内の百科事典で確認することをおすすめします。
編集部のティア評価
以下はGame Rack編集部の評価で、公式が順位を出しているわけではありません。6兵種はすべてティア6であり、SS・S・Aという文字の差ほど実力が離れているわけではないことを先に断っておきます。「1種類しか連れて行けないならどれを選ぶか」という基準で並べています。
SSティア:フィアン・チャンピオンとカン親衛隊
バタニア フィアン・チャンピオンは、弓220と両手220を同時に持つ唯一の兵種です。加えて運動170は6兵種中で突出しており、次点のドルジンニク・チャンピオン140を大きく引き離しています。歩兵として動かす以上、この差は展開速度にそのまま出ます。Wikiは彼らの弓について「ゲーム内のほぼ全ての弓兵を射程で上回る」、両手剣について「ゲーム内屈指」と評しています。
弱点は騎乗60で、徒歩運用が前提になること。そして貴族兵である以上、数を揃えるのに時間がかかることです。
クザイト カン親衛隊は、弓200・長柄200・騎乗200を三本柱として持ちます。Wikiは「同数・平坦な地形であれば、射撃を禁じた状態でもバナーナイトと帝国精鋭カタフラクトに安定して勝つ」と記述しており、下馬させて射撃を止めれば帝国軍団兵やヒロイックラインブレイカーと近接で渡り合える、とも書いています。汎用性という一点では6兵種で頭一つ抜けています。
弱点は運動60です。下馬させた場合の機動力はフィアン・チャンピオンに遠く及びません。遮蔽物の多い地形で騎射が使えないと、長所がひとつ潰れます。
Sティア:バナーナイトと帝国精鋭カタフラクト
ヴランディア バナーナイトは長柄260・片手220で、ランス突撃と突撃後の乱戦の両方をこなします。ただし運動60なので、下馬させられると歩兵より遅くなります。この点はWikiも明記しており、落馬後に敵陣の中で走って逃げることはまず期待できません。
なおWiki本文には「バナーナイトは精鋭カタフラクトより賃金が安い」という記述が残っていますが、両者とも17デナール/日で同額です。本文側の記述が古いままになっているものと見られます。
帝国精鋭カタフラクトは長柄260・片手200。バナーナイトとの違いは装甲と盾です。Wikiはバナーナイトについて「精鋭カタフラクトと比べると本体・馬とも装甲が薄い」と書いており、装甲の厚さでは精鋭カタフラクトが上回ります。一方でバナーナイトは盾を持つため、弓兵の射撃に対してはやや強く出られます。
突撃の一撃で決めたいならバナーナイト、押し込んだあと粘りたいなら精鋭カタフラクト、という使い分けになります。
Aティア:役割が尖った2兵種
スタルジア ドルジンニク・チャンピオンは、騎兵でありながら運動140・投擲90・片手200を持つ変わり種です。ティア6騎兵の中で、下馬運用が現実的に成立する唯一の兵種と言えます。育成ツリーも特殊で、ティア2からティア4までは貴族「歩兵」として育ち、ティア5で騎兵に変わります。
アセライ ヴァンガード・ファーリスは投擲140が6兵種で最高です。長柄200・片手170とバランスも取れており、突撃前に投擲武器で削れるのが他文化にない持ち味です。運動90も騎兵としては高い部類に入ります。
ティア5の主力
ティア6の貴族兵だけでは軍団は成り立ちません。戦線を支えるティア5も押さえておきます。
| 兵種 | 文化 | 種別 | 賃金 | 片手 | 両手 | 長柄 | 投擲 | 騎乗 | 運動 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 帝国軍団兵 Imperial Legionary | 帝国 | 歩兵 | 12 | 130 | 80 | 130 | 80 | 20 | 130 |
| スタルジア ヒロイックラインブレイカー Sturgian Heroic Line Breaker | スタルジア | 歩兵 | 記載なし | 80 | 150 | 80 | 130 | 40 | 150 |
| 帝国カタフラクト Imperial Cataphract | 帝国 | 貴族騎兵 | 12 | — | — | — | — | — | — |
旧版は「帝国カタフラクト」と「帝国精鋭カタフラクト」を同一視していました。前者はティア5・12デナール/日、後者はティア6・17デナール/日で、別の兵種です。前者から後者へ昇格します。
またスタルジア ヒロイックラインブレイカーの賃金は、Wikiに記載がありません。旧版が書いていた「9デナール」は根拠が確認できなかったため、本記事では数値を出していません。帝国軍団兵の12デナールも、旧版の「9デナール」は誤りです。
v1.4.5が兵種の評価に与えた変更
兵種そのものの数値は動いていませんが、v1.4.5(2026年5月21日配信)の戦闘まわりの変更は編成の判断に効きます。公式パッチノートから3点。
- 自動解決の騎兵ボーナスが撤廃された — 原文は「the default cavalry bonus in auto-resolve has been removed, reducing the disproportionate advantage of horse-heavy factions」。騎兵偏重の派閥が自動解決で得ていた不釣り合いな優位を削る、と明記されています。
- 槍兵の対騎兵エイムが改善され、騎兵は振りのタイミングと方向の選択が上手くなった — 原文は「spear troops have improved aiming against cavalry, and cavalry is better at timing and choosing swing directions」。
- 全ての両手メイスが敵をノックダウンできるようになった。
つまりヴランディアやクザイトのような騎兵中心の編成は、自動解決に頼る旨味が減りました。そのぶんプレイヤーが直接指揮する価値が上がっています。同時に槍兵が騎兵に対して当てやすくなったため、バナーナイトの正面突撃は以前より通りにくいと考えるべきです。
v1.5.0ベータに入っている兵種変更
2026年8月19日に公開されたベータ版パッチノートに、ティア6貴族兵への変更が2件含まれています。安定版のv1.4.8には未反映です。
- カン親衛隊の弓と矢が改善される — 「Improved the bow and arrows used by Khuzait Khan's Guard.」
- ドルジンニク・チャンピオンの馬がNoble Horseに差し替えられる — 「Replaced the Sturgian Druzhinnik Champion's horse with a Noble Horse.」
ティア6以外では、ヴランディア・パイクマンの片手上昇と両手低下、アセライ・マムルーク・レギュラーが余分な槍を持って出現するバグの修正が入っています。
いずれも上方修正の方向ですが、ベータの内容は正式版で変わることがあります。この2兵種を今から量産する判断の根拠にはしないでください。
ティア6までの育成ツリー
全6文化とも、貴族兵ツリーはティア2から始まります。ティア1はありません。下の数字は賃金(デナール/日)です。
兵種名は英語版の正式名称で示しています。日本語版の表記を確認できなかったため、確実に一致する英語名を採用しました。
| 文化 | ティア2 | ティア3 | ティア4 | ティア5 | ティア6 |
|---|---|---|---|---|---|
| バタニア | Battanian Highborn Youth 3 | Battanian Highborn Warrior 5 | Battanian Hero 8 | Battanian Fian 12 | Battanian Fian Champion 17 |
| クザイト | Khuzait Noble's Son 3 | Khuzait Qanqli 5 | Khuzait Torguud 8 | Khuzait Kheshig 13 | Khuzait Khan's Guard 17 |
| ヴランディア | Vlandian Squire 3 | Vlandian Gallant 5 | Vlandian Knight 8 | Vlandian Champion 12 | Vlandian Banner Knight 17 |
| 帝国 | Imperial Vigla Recruit 3 | Imperial Equite 5 | Imperial Heavy Horseman 8 | Imperial Cataphract 12 | Imperial Elite Cataphract 17 |
| スタルジア | Sturgian Warrior Son 2 | Varyag 4 | Varyag Veteran 7 | Sturgian Druzhinnik 12 | Sturgian Druzhinnik Champion 17 |
| アセライ | Aserai Youth 記載なし | Aserai Tribal Horseman 記載なし | Aserai Faris 8 | Aserai Veteran Faris 12 | Aserai Vanguard Faris 17 |
旧版の育成ツリーには誤りがありました。バタニアは4段階ではなく5段階、ヴランディアは「Vlandian Champion」が、帝国は「Imperial Cataphract」が、それぞれ抜けていました。またクザイトのティア3は「Khuzait Qanqli」です。
スタルジアと帝国は、ツリーの前半が歩兵として始まる点に注意してください。スタルジアはティア4まで貴族歩兵、帝国はティア2のImperial Vigla Recruitだけが歩兵で、ティア3から騎兵になります。
まとめ
v1.4.8時点で、ティア6貴族兵は6文化すべてが賃金17デナール/日。選ぶ基準はコストではなく役割です。射撃戦と攻城戦ならフィアン・チャンピオン、平地の野戦で自在に動かしたいならカン親衛隊、正面から歩兵の列を割りたいならバナーナイト、押し込んで耐えたいなら帝国精鋭カタフラクト。下馬運用まで考えるならドルジンニク・チャンピオン、投擲を絡めたいならヴァンガード・ファーリスが選択肢に入ります。
そして兵種バランスはv1.4.5から動いていません。v1.4.8へ上げたからといって編成を組み直す必要はありません。次の分岐点はv1.5.0です。
この記事の訂正(2026年9月6日)
旧版(v1.4.5対応)から、次の点を修正しました。
- ティア6貴族兵の賃金を20〜21デナールとしていたのを、実際の17デナール/日に訂正
- フィアン・チャンピオンとカン親衛隊の弓スキル260を、現行の220 / 200に訂正
- 「全派閥」としながら欠けていたアセライとスタルジアのティア6貴族兵を追加
- ティア5の帝国カタフラクトとティア6の帝国精鋭カタフラクトの混同を解消
- 帝国軍団兵の賃金を9デナールから12デナールに訂正。ヒロイックラインブレイカーは出典に記載がないため数値を削除
- 4文化分の育成ツリーの段階を訂正(ヴランディアと帝国はティア5が丸ごと欠落していた)
- 見出しだけあって存在しなかった「ティアリスト早見表」と「性能一覧表」を実際の表として追加
- 表記を「ウランジア」からヴランディア、「ストゥルジア」からスタルジアへ統一
出典
- Patch Notes - WS v1.2.5 / BL v1.4.5(2026年5月21日・公式)
- Patch Notes - WS v1.2.6 / BL v1.4.6(2026年6月11日・公式)
- Patch Notes - WS v1.2.7 / BL v1.4.7(2026年7月8日・公式)
- War Sails Modding Kit Release & Patch WS v1.2.8 / BL v1.4.8(2026年8月10日・公式)
- Beta Patch Notes - WS v1.3.0 / BL v1.5.0(2026年8月19日・公式ベータ)
- Battanian Fian Champion — Mount & Blade Wiki(有志運営。公式Wikiではありません)
- Khuzait Khan's Guard — Mount & Blade Wiki(有志運営)
- Vlandian Banner Knight — Mount & Blade Wiki(有志運営)
- Imperial Elite Cataphract — Mount & Blade Wiki(有志運営)
- Sturgian Druzhinnik Champion — Mount & Blade Wiki(有志運営)
- Aserai Vanguard Faris — Mount & Blade Wiki(有志運営)
賃金・スキル値はコミュニティWikiの記載にもとづきます。同Wikiは有志が運営するもので、TaleWorlds Entertainmentの公式Wikiではありません。数値の確認バージョンは表中に明記しています。







