【M&B2 Bannerlord】結婚・子供・後継者ガイド|求婚の手順と家系を絶やさない方法【v1.4.8】
結論から書きます。Bannerlordで結婚するには、未婚で18歳以上の貴族(ロード)に求婚し、2段階の説得を通したあと、相手のクランリーダーと結婚条件を交渉する必要があります。子供は18歳で成人するまで後継者にもなれないため、家系を途切れさせないコツは「早めに結婚し、成人した家族をクランに複数残しておく」ことに尽きます。この記事では、求婚の手順、出産と子供の教育、主人公が死亡したときの後継者選びまでを、公式パッチノートとコミュニティの解析情報で確認できた範囲に絞って解説します。
まず全体像:結婚から後継者までの早見表
| 段階 | 条件・中身 | 注意点 |
|---|---|---|
| 結婚相手の条件 | 未婚・18歳以上・主人公と異性の貴族(ロード) | 雇ったコンパニオン(放浪者)とは、MODなしでは結婚できない |
| 求婚 | 本人と会話して求婚 → 1日待つ → 説得(3ラウンド)→ 1日待つ → 説得(3ラウンド) | 説得に失敗し続けると、その相手とは結婚できなくなる |
| 家族の許可 | 相手のクランリーダーと結婚条件を交渉(取引画面) | 金額は固定ではなく交渉で決まる |
| 結婚後 | 主人公の配偶者は主人公のクランと勢力に加わる | 主人公以外の家族同士の結婚では、原則として妻が夫のクランへ移る |
| 出産 | 夫婦が同じ封土に滞在していると妊娠することがある。母親が18〜45歳の間 | 母親の年齢と子供の数が増えるほど妊娠しにくくなる |
| 子供の成長 | 2・5・8・11・14・16歳で教育イベント、18歳で成人 | 成人するまでは会話も部隊編成もできない |
| 後継者 | 主人公が死亡すると、クランの家族から後継者を選んで続行 | コンパニオンは後継者になれない。候補がいなければ続行できない |
この記事が扱うバージョン
2026年9月13日時点の安定版はv1.4.8(2026年8月10日配信)です。v1.4.6・v1.4.7・v1.4.8のパッチノートを確認しましたが、結婚・出産・後継者の仕組みに関わる変更はありません。この3回は主に海戦(War Sails)の修正です。
直近で家系に関係する公式の変更は2つあります。1つはv1.4.5(2026年5月21日配信)で、王国が同盟を検討するときの判断材料に統治クラン同士の婚姻が加わりました(後述)。もう1つはv1.3.4(2025年11月26日配信)で追加されたFast Modeです。これは加齢と年の進みを速める任意のモジュールで、公式は「複数世代にわたる家系と継承を1回のプレイで体験しやすくする」と説明しています。
2026年8月19日に公開されたv1.5.0ベータにも関連する変更が入っていますが、安定版には未反映です。記事の最後にまとめます。
結婚できる相手の条件
結婚相手に選べるのは、次の条件をすべて満たす人物です。
- 未婚であること(主人公も相手も)
- 18歳以上であること。18歳ちょうどの人物では求婚の選択肢が出ないことがあり、19歳以上なら確実に出るという報告があります
- 主人公と異性であること
- 貴族(ロード)であること。各地のクランに属する諸侯とその家族が対象です
最後の条件は見落としがちです。酒場で雇ったコンパニオン(放浪者)とは、MODなしでは結婚できません。コンパニオン同士の結婚を可能にするMOD「MarriageExtended」が、その理由として「バニラでは貴族しか結婚できない」と明記しています。コンパニオンの役割分担を考えるときに、結婚要員として数えないでください。
相手を探すときは、百科事典の人物ページで配偶者の有無と年齢、所属クランを確認できます。人物は部隊を率いて移動するため、会いに行った先ですでに別の町へ移っていることもあります。
求婚の手順(本人との説得2回)
求婚は1回の会話では終わりません。最短でも2日以上かかる複数段階の手続きです。
- 本人に会って求婚する。町や城で相手と会話し、自分が相手に好意を寄せていることを伝え、結婚を申し込みます。相手が承諾すると、改めて会う約束をして求婚が始まります。
- 1日待つ。段階と段階の間には待ち時間があり、すぐには次へ進めません。
- 1回目の説得(3ラウンド)。主人公の価値観をめぐる会話です。
- もう1日待つ。
- 2回目の説得(3ラウンド)。結婚そのものに関わる話題です。
- 両方を通すと、相手から「家族の許可を得てほしい」と言われます。次は相手のクランリーダーとの交渉です。
説得は「文面」ではなく「成功率」で選ぶ
各ラウンドでは複数の返答が示され、それぞれに使われるスキルと成功率が付いています。成功率は、相手の性格(勇敢・慈悲・誠実・寛大・計算高さ)と、主人公のスキル値によって変わります。
ここで注意したいのは、返答の文面から成功しそうなものを推測しないことです。ゲームの会話を自動操作するツールを開発しているBUTRの検証メモは、「名誉や義務を語る立派な返答の成功率が16%で、打算的な返答が87%だった」という例を挙げ、表示されている成功率だけを見て選ぶよう勧めています。相手が計算高い性格なら、理想論より実利的な返答のほうが通りやすい、ということです。
魅力(Charm)などの社交系スキルが高いほど選べる返答の成功率は上がりやすくなりますが、どのスキルが問われるかは返答ごとに異なります。魅力だけを上げれば必ず通る、というものではありません。
失敗したときの扱い
1ラウンドの失敗ですぐに終わるわけではありません。3ラウンドを終えた時点で、全体として相性が合ったかどうかが判定されます。ただし失敗が重なって「結婚は現実的に無理だ」という趣旨の返事をされると、その相手との求婚は終わります。やり直すには別の相手を探すことになります。重要な相手に求婚する前にセーブしておくと安全です。
クランリーダーとの結婚交渉
本人との説得を通したら、相手のクランリーダー(親など、そのクランの当主)に会い、結婚の最終条件を話し合います。この会話から取引画面が開き、結婚そのものが取引の項目として置かれた状態で、主人公側が差し出す金額などを調整します。
- 金額は固定ではありません。取引の仕組みで決まるため、相手との関係や主人公側が提示するものによって必要額が変わります。「いくら用意すれば必ず結婚できる」という決まった額はありません。
- クランリーダーは軍団に同行していることが多く、会うまでに時間がかかります。BUTRの検証では、軍団と遭遇したときの会話ではこの交渉に進めず、町や城で同じ場所に居合わせる必要がありました。軍団が解散して拠点に戻るのを待つ場面が出てきます。
- 相手が承諾すると結婚が成立し、配偶者は主人公のクランと勢力に加わります。
結婚後、配偶者と子供はどのクランに属するか
家系を残すうえで最も重要なのがここです。
主人公自身の結婚では、主人公の性別に関係なく、配偶者が主人公のクランに入ります。Steamコミュニティでは複数のプレイヤーが、女性主人公が男性の諸侯と結婚した場合も夫が主人公のクランへ移ると説明しています。
一方、主人公以外の人物同士の結婚では、原則として妻が夫のクランへ移ります。コミュニティWikiは「妻が勢力の長である場合を除き」という例外を記載しています。つまり主人公の娘や妹が他のクランの男性と結婚すると、彼女は主人公のクランを離れます。息子や弟が結婚した場合は、妻が主人公のクランに入ります。
この仕組みは後継者の確保に直結します。成人した家族がみな他のクランへ嫁いでしまうと、主人公が死亡したときに選べる候補が残りません。
妊娠と出産の仕組み
子供を持てるのは結婚している夫婦だけです。コミュニティWikiの記載にもとづくと、仕組みは次のとおりです。
- 夫婦が封土で一緒に過ごしているときに、妊娠する可能性があります。Wikiは判定が毎日決まった時刻に行われるようだと書いています。配偶者を別の部隊や別の町に出して離れて行動している間は、この機会がないと考えてください。
- 母親の年齢が18歳から45歳の間でなければ妊娠しません。
- 母親の年齢が上がるほど、またすでに産んだ子供の数が多いほど、妊娠の確率は大きく下がります。Wikiは、4人を超えるとかなりまれになると書いています。
- 出産で母親や子供が死亡することもあります。Steamコミュニティでは出産による死亡が報告されており、妊娠の仕組みを調整するMODのコードにも、出産時の母親の死亡率と死産率の項目があります。
Wikiには1日あたりの妊娠確率の計算式も載っていますが、その式を現行のv1.4.8で確認できる一次情報が見つからなかったため、本記事では具体的な確率を載せていません。実用上は「子供が欲しいなら、母親が若いうちに、夫婦で同じ町に滞在する時間を作る」と覚えておけば十分です。
子供の教育と成人
生まれた子供は主人公のクランに加わりますが、18歳になるまでは未成年として扱われ、会話も部隊への編入もできません。クラン画面と百科事典に表示されるだけです。
その代わり、成長の節目で教育の方針を選ぶイベントが発生します。コミュニティWikiによると、節目は次の6回です。
| 年齢 | 選ぶ内容の傾向 |
|---|---|
| 2歳 | 父親と母親それぞれの得意な能力値から、子供に受け継がせるものを選ぶ |
| 5歳 | 子供の性格付け。能力値1点と、対応するスキルのフォーカスポイント |
| 8歳 | 師事する役割(武芸・執政・職人・学者・狩人・吟遊詩人)とスキル |
| 11歳 | 伸ばす能力値とスキル |
| 14歳 | 贈り物や経験を通じた能力値とスキル |
| 16歳 | 見習いの形(従者・補佐・徒弟・貴族の被後見人・放浪・使節)とスキル |
各段階では、プレイヤーが選ぶ項目のほかに、ゲームがランダムに決める項目もあります。18歳で成人すると、成人時に割り振れる能力値とフォーカスポイントがまとめて与えられます。Wikiは、成人した子供の能力値とフォーカスポイントの合計が、酒場で雇えるコンパニオンや一般の諸侯より多いと説明しています。
教育の方針は、将来その子に任せたい役割に合わせて選ぶのが基本です。部隊長にしたいなら統率や戦術、総督にしたいなら執政、といった具合です。
主人公が死亡したときの後継者選び
主人公が戦死・老衰などで死亡すると、クランに属する家族の中から後継者を1人選び、その人物としてプレイを続けます。候補になるのは配偶者、兄弟姉妹、成人した子供などです。
- コンパニオンは後継者になれません。
- 18歳未満の子供も後継者になれません。Steamコミュニティでも、最初の子供が生まれてから18年経つまでは子供を後継者にできないと指摘されています。
- 選べる家族が1人もいなければ、キャンペーンはそこで続行できなくなります。
そのため、子供が小さいうちは配偶者と兄弟姉妹が「保険」になります。配偶者を危険な戦いに同行させ続けたり、成人した妹や娘をすべて他のクランへ嫁がせたりすると、万一のときに候補がいなくなります。
なお、ゲームには主人公が引退する結末「The Retreat」も用意されています。コミュニティWikiによると、引退した場合も子供などが後継者として続きを担えます。
寿命と「出生と加齢」の設定
主人公が年を取って死亡するのは、出生と加齢が有効になっているキャンペーンだけです。
- 出生と加齢の有無は、新規ゲーム開始時にしか選べません。選択肢を出すには、ランチャーのMods画面で「Birth and Aging Options」(以前の表記は「Birth and Death Options」)モジュールを有効にしておく必要があります。モジュールを有効にしていない場合の既定の挙動は、本記事では確認できていません。
- 開始後に切り替えることはできません。
- 出生と加齢を無効にすると、登場人物は年を取らず老衰で死ななくなりますが、子供も生まれません。
- 老衰による死亡は40代後半から起こりうる、という報告がコミュニティにあります。
- 戦闘での英雄の死亡は、出生と加齢とは別の設定です。出生と加齢を無効にしても、戦闘で死亡する設定にしていれば戦死はありえます。
主人公が若いうちに死ぬリスクを抑えたいなら、戦闘での死亡設定を確認しておくのが先です。
封臣として仕える場合と、自分の王国を持つ場合の違い
結婚の価値は、主人公の立場によって変わります。
| 立場 | 結婚で得られるもの | 気を付けること |
|---|---|---|
| 既存の王国に仕える封臣・傭兵 | 配偶者がクランの一員になり、家系の維持と後継者の候補が確保できる | 娘や妹を他のクランへ嫁がせると、クランから人が減る |
| 自分の王国の統治者 | 上記に加え、v1.4.5以降は王国の同盟判断に婚姻が考慮される | 同盟は婚姻だけでは決まらない(領地や交易協定など他の要素もある) |
v1.4.5の公式パッチノートは、同盟の判断材料として「統治クラン同士の婚姻と、統治クランと他のクランの婚姻(後者の影響は小さい)」を挙げています。同じ箇所に、他文化の町を保有していることや、交易協定を結んでいることも並んでいます。自分の王国を持ったあとは、統治クラン同士の婚姻が同盟の判断に効くようになったということです。ただし、どの程度効くのかは公表されていません。
王国の建て方そのものは王国建設ガイド、独立するか仕えるかの判断は独立か封臣かの比較で扱っています。
v1.5.0ベータに入っている家系まわりの変更
2026年8月19日公開のベータ版パッチノートに、次の変更が含まれています。安定版のv1.4.8には入っていません。
- 血の抗争(Blood Feuds)が追加される。他のクランの人物を処刑すると、そのクランとの抗争が始まります。さらにAI側のクランも、主人公のクランとの関係が−50以下だと、捕らえた主人公のクランの人物(主人公本人を含む)を処刑することがあります。公式は「後継者がすでに捕らえられていないか確認しておくように」と書いています。
- ステルス用の装備も、主人公の死亡時に後継者へ引き継がれるようになる。
- 子供の外見が、これまで以上に両親に似るようになる。
- Fast Modeがランチャーのモジュールから、新規ゲーム開始時の詳細設定へ移る。
血の抗争は、後継者を戦場へ連れ出す判断を変えうる変更です。ただしベータの内容は正式版で変わることがあります。現時点の安定版で遊ぶ場合は、これを前提に動く必要はありません。
まとめ
結婚は、未婚で18歳以上の貴族を相手に、本人との説得2回とクランリーダーとの交渉を経て成立します。説得は返答の文面ではなく表示された成功率で選び、交渉の金額は決まっていないことを覚えておいてください。
家系を絶やさないためのポイントは3つです。母親が若いうちに夫婦で同じ封土に滞在して子供を作ること、子供が成人するまでは配偶者と兄弟姉妹を後継者の候補として残しておくこと、そして娘や妹を他のクランへ嫁がせるとクランから候補が減ることです。
魅力や説得に強いキャラクター作りは、外交領主ビルドも参考にしてください。
出典
- War Sails Modding Kit Release & Patch WS v1.2.8 / BL v1.4.8(2026年8月10日・公式)
- Patch Notes - WS v1.2.5 / BL v1.4.5(2026年5月21日・公式)同盟判断への婚姻の追加
- War Sails & Patch v1.3.4 Release(2025年11月26日・公式)Fast Mode
- Beta Patch Notes - WS v1.3.0 / BL v1.5.0(2026年8月19日・公式ベータ)
- Courtship and Marriage — BUTR/Bannerlord.GABS(コミュニティのMOD開発団体による検証メモ)
- MarriageExtended — GitHub(バニラの結婚制限の説明)
- Children — Mount & Blade Wiki(有志運営。公式Wikiではありません)
- Steamコミュニティ:女性主人公の結婚で配偶者がどのクランに入るか
- Steamコミュニティ:死亡・年齢・後継者についての質問
- Steamコミュニティ:Birth and Aging Optionsとは何か
- Steamコミュニティ:出生と死亡の設定はどこへ移ったか
- KaosesTweaks PregnancyModel.cs — GitHub(妊娠モデルの項目。2023年のMODコード)
パッチノート以外の仕組みの説明は、コミュニティWikiとMOD開発者・プレイヤーの検証にもとづきます。いずれもTaleWorlds Entertainmentの公式情報ではありません。ゲーム内での実機確認は行っていません。







