【M&B2 Bannerlord】コンパニオン運用ガイド|4つの役職と「1人2役」の兼任、クランティア別の雇用上限【v1.4.8】
結論から書きます。コンパニオンで最初に直すべきは「役職の割り当て」です。部隊の役職はScout・Quartermaster・Surgeon・Engineerの4つで、割り当てを空欄にしていると、その役職は主人公(クランリーダー)のスキルで処理されます。つまり雇っただけでは何も変わりません。そしてv1.4.5以降、1人のクランメンバーが最大2つの役職を兼任できます。コンパニオンの枠が少ない序盤ほど、この兼任が効きます。
対象バージョン:v1.4.8(2026年8月10日配信。SteamのBannerlord公式ニュースで確認した安定版の最新。v1.5.0系は2026年8月19日時点でベータ)。
出典の扱いについて先に断っておきます。役職の効果とクランティアの数値は mountandblade.fandom.com の Clan ページ、コンパニオンの雇用方法は 同 Companions (Bannerlord) ページ を参照しています。これらは有志が運営しているWikiで、公式Wikiではありません。各ページに検証バージョンの記載も無いため、数値はゲーム内で必ず確認してください。一方、バージョン番号と後述の兼任の仕様は、TaleWorlds公式のパッチノートで裏を取っています。
役職は4つ。空欄なら主人公のスキルが使われる
ここが最初の分かれ目です。Wikiは役職についてこう書いています。「役職は、他のメンバーへ手動で割り当てない限りクランリーダー(プレイヤー)が既定で担当し、役職ボーナスはプレイヤーの該当スキル値になる」。
つまり「コンパニオンを雇ったのに部隊が速くならない」「負傷兵の回復が遅い」の原因は、たいてい役職を割り当てていないことです。雇用しただけでは、その人のスキルは部隊に反映されません。
| 役職 | 使うスキル | 部隊への効果 |
|---|---|---|
| Scout(斥候) | Scouting(斥候) | 斥候スキルが部隊に適用され、より遠くの部隊を見つけられるようになる |
| Quartermaster(兵站) | Steward(統率) | 部隊の兵員上限が上がる(Stewardのレベルに応じて増加) |
| Surgeon(軍医) | Medicine(医術) | 医術スキルの回復効果が部隊に適用される |
| Engineer(技師) | Engineering(工学) | 攻城兵器を速く作れるようになり、より高難度の兵器も作れる(担当者が工学の該当パークを取得している場合) |
Engineerの効果にはWiki側が「要検証(Requires verification)」のタグを付けています。4つのうちこれだけ確度が一段落ちる、という前提で読んでください。
v1.4.5で「1人2役」になった
ここが古い攻略情報といちばん食い違う点です。TaleWorlds公式のパッチノート(WS v1.2.5 / BL v1.4.5、2026年5月21日)に、こう書かれています。
拡張と基本ゲームの両方で、クランメンバーは同時に最大2つの部隊役職を持てるようになり、コンパニオン枠の圧迫が緩和されます。
Wiki側の記述も同じで、「部隊のメンバーは部隊内で最大2つの役職を割り当てられる」としています。さらに続きがあります。「役職を未割り当てにすることもでき、その場合はプレイヤーがその役職を務める(このとき2役職の制限は無視される)」。
整理するとこうなります。
| 状態 | 誰のスキルが使われるか | 2役職制限 |
|---|---|---|
| コンパニオンに割り当てた | そのコンパニオン | かかる(1人2つまで) |
| 空欄のまま | 主人公 | かからない |
主人公は4役職すべてを同時に担当できます。だから「自分のスキルのほうが高い役職は空欄のままにしておく」という判断も成立します。コンパニオンに渡すのは、自分より明確にスキルが高い役職だけで構いません。
なお同じパッチで、拡張版「War Sails」にFirst Mate(Boatswainスキル)とNavigator(Shipmasterスキル)という2つの海上役職が追加されています。上の4役職は基本ゲーム側の話で、この2つは拡張を持っている場合にだけ出てきます。
雇用はどこで、雇う前に何を見るか
コンパニオンは大きな町の酒場で雇えます。職業欄は全員 Wanderer(放浪者) です。
雇う前にスキルを確認できます。ゲーム内のエンサイクロペディアを開き、Heroes(英雄)から職業 Wanderer で絞り込むと、ゲーム中の全コンパニオンと、それぞれのスキルレベルが雇用前に見られます。酒場を回って探すより確実です。
スキルの見方で知っておくと得なことが3つあります。いずれもWikiに書かれている仕様です。
- 開始フォーカスポイントは「レベル+4」。高レベルのコンパニオンほど初期の割り振り済みポイントが多くなります。
- 表示が0のスキルにも、実際は+0〜9のランダムな値が入っています。0だから完全に未習得、ではありません。
- 開始レベルが8・12・16などのコンパニオンは、属性ポイントが他より1点少ないバグがあるとWikiは指摘しています。長く育てるつもりなら避ける判断もあります。
雇える人数はクランティアで決まる
コンパニオンの上限はクランのティアに連動します。ティアは名声(Renown)で上がります。
| クランティア | 必要な名声 | コンパニオン上限 | 部隊数の上限 | 工房の上限 |
|---|---|---|---|---|
| ティア 1 | 50 | 3(逆算値) | 1 | 2 |
| ティア 2 | 150 | 4 | 2 | 3 |
| ティア 3 | 350 | 5 | 3 | 4 |
| ティア 4 | 900 | 7 | 4 | 5 |
| ティア 5 | 2,350 | 8 | 4 | 6 |
| ティア 6 | 6,150 | 9 | 4 | 7 |
ティア4の行だけ、Wikiの記述が内部で食い違っています。ティア3が「上限5」、ティア4が「+1(上限7)」と書かれており、+1なら6になるはずが7になっています。どちらが正しいかはWikiの記述からは決められないので、この数字はゲーム内で確認してください。本表はWikiが「上限」として挙げている値をそのまま載せています(ティア1の3は、ティア2の「+1して上限4」から逆算した値です)。
役職ごとの割り当ての考え方
Wikiは役職ごとに推奨コンパニオンを挙げています。名前の末尾(称号)で表記されているのは、放浪者の名前が「名 + 称号」の形だからです。短期は「今すぐ強い」、長期は「育てると伸びる」という分け方です。
- Scout(斥候)には Cunning(狡知)系を。短期なら of the Wastes(アセライ文化)。開始時の斥候スキルが突出して高く、戦闘系も悪くありませんが、狡知7に届くのがレベル28と遅めです。長期なら the Black(ヴランディア文化)。若く、狡知7へレベル24で到達します。
- Quartermaster(兵站)には Steward と Trade を。短期なら the Exile(帝国文化)か the Spicevendor(アセライ文化)。StewardとTradeが高く兵站パークを早く活かせますが、知力7はレベル28です。長期なら the Scholar(アセライ文化)。Steward初期値は0ですが若く、Trade 50を持つためキャラバン長パークにも乗り、知力7へレベル24で到達します。
- Surgeon(軍医)にも the Scholar が挙がっています。開始時の医術スキルが突出して高く、こちらも知力7へレベル24。つまり the Scholar は Quartermaster と Surgeon の両方で推奨されています。v1.4.5より前ならどちらかを諦める場面ですが、今は2役職まで兼任できるので、1人に両方を持たせられます。これが兼任のいちばん分かりやすい使い道です。
- Engineer(技師)には the Engineer(アセライ文化)。工学スキルが高く、戦闘系もそこそこで、知力7へレベル24。攻城戦をやらないうちは優先度が下がる役職なので、枠が厳しい序盤は後回しでも構いません。
ただしWikiのコンパニオン一覧表そのものは未完成です。この記事を書く時点で、表に載っている54人のうち10人は主要な数値セルが「?」のまま埋まっていません。だからこの記事では個別のスキル数値を転記していません。雇う前のスキル確認は、前述のエンサイクロペディアで見るのが確実です。
役職以外の使い道と、注意点
コンパニオンは部隊役職以外にも割り当てられます。Wikiが挙げているのは次のとおりです。
- クエストの代行。スキル要件を満たしていれば任せられます。完了までの数日間は部隊から離れます。兵を一緒に出す必要がある依頼もあるので、遠征直前に出すと戦力が削れます。
- キャラバンの指揮。マップ上を移動して、その人のTradeスキルでクランに収入をもたらします。
- 部隊の指揮。コンパニオンが率いる部隊は、自分の軍へ招集するときに影響力(Influence)を消費しません。貴族の部隊を呼ぶときとの大きな違いです。
- 拠点の総督(Governor)。その人が持つ「総督」系パークが適用されます。ただし総督の文化と拠点の文化が一致しないと忠誠度にペナルティが付きます(対応するパークで打ち消せるとWikiは書いています)。占領した土地に手近なコンパニオンを置くと、ここで損をします。
- 関係改善。城や町にメンバーを置いておくと、その所有者(および町の有力者)との関係が時間とともに上がります。
- 枠は有限。上の表のとおりコンパニオン上限はクランティア依存です。雇用料そのものの計算式は今回確認できなかったため本記事では触れていません。酒場での雇用時に提示される金額で判断してください。
まとめ
押さえるのは3点です。第一に、役職を割り当てないと主人公のスキルで処理される。雇っただけでは部隊は変わりません。第二に、v1.4.5から1人2役職まで兼任できる。the Scholar に Quartermaster と Surgeon を両方持たせる、といった運用が可能になりました。第三に、コンパニオン上限はクランティア=名声で決まる。枠を増やしたいなら名声を稼ぐのが先です。
そして数値については、今回参照した有志Wikiには検証バージョンの記載が無く、コンパニオン一覧表にも未記入が残っています。役職の仕組みは本記事の整理で足りますが、個々のスキル値はゲーム内のエンサイクロペディアで確認してください。
参照した情報源
- TaleWorlds — Patch Notes: WS v1.2.5 / BL v1.4.5(2026年5月21日。1人2役職の兼任、War Sailsの海上役職 First Mate / Navigator。公式)
- Steam — Mount & Blade II: Bannerlord 公式ニュース(v1.4.8が2026年8月10日配信の最新安定版であること、v1.5.0系がベータであることの確認。公式)
- mountandblade.fandom.com — Clan(4役職の効果、未割り当て時はプレイヤーが担当すること、2役職の上限、クランティア別の名声と各種上限。有志Wiki・検証バージョンの記載なし)
- mountandblade.fandom.com — Companions (Bannerlord)(酒場での雇用、職業Wanderer、エンサイクロペディアでの確認方法、フォーカスポイント=レベル+4、開始レベル8/12/16のバグ、マイナースキルの乱数、役職別の推奨コンパニオン、クエスト・キャラバン・総督・関係改善の用途。有志Wiki・検証バージョンの記載なし)
- mountandblade.fandom.com — Skills (Bannerlord)(役職とスキルの対応、役職が空のときに主人公のスキルで処理されること。有志Wiki)






