Project Zomboid 動作要件と重いときの設定|Steam公式の最低要件はRAM 8GB・VRAM 4GBの専用GPU、メモリ割り当ては起動オプションの -Xmx【Build 42.21】
Steamの公式要件は「最低」だけで、推奨スペックは載っていません。Windowsでは、CPUがIntel 2.77GHz 4コア、メモリ(RAM)8GB、空き容量10GB、VRAM 4GB以上の専用グラフィックスカードです。この記事では、公式に確認できる範囲だけを整理し、「どのCPU・GPUを買えば快適か」は書きません(公式にも、確認できた公式Wikiにも、根拠になる推奨値が無いためです)。
この記事は Build 42.21 向けです。Build 42.21 は2026年9月28日にStable配信されました(Steam公式ニュースで確認)。10月下旬公開の42.22はPre-Release(テスト用ブランチ)で、まだStableではありません。Steamストアの動作要件は11月に確認しました。42.22のPre-Releaseの告知文は、要件の変更について読んでいません。
Steamの公式要件(最低)
| 項目 | Windows | Mac | Linux |
|---|---|---|---|
| OS | Windows 10 / 11 の64bit | OS X 10.15 以降 | Ubuntu LTS 16.04 または Steam Machine(Libgcc 6 以降が必要) |
| CPU | Intel 2.77GHz 4コア | Intel x86 または Apple silicon | Intel 2.77GHz 4コア |
| メモリ | 8GB | 8GB | 8GB |
| 空き容量 | 10GB | 10GB | 10GB |
| グラフィックス | VRAM 4GB以上の専用カード(OpenGL 2.1・GLSL 1.2対応、おおむね2012年以降の製品) | AMD または Intel の内蔵GPU(nVidiaはMacで非対応) | VRAM 4GB以上の専用カード(Windowsと同じ書き方) |
| サウンド | FMOD対応のサウンドカード | ||
- Steamの「推奨」欄は空です。最低要件だけが載っています。だから「推奨スペック」という公式の基準はありません。
- Windowsでは、内蔵GPUだけのPCは、要件の書き方では対象外です。「専用カード」「VRAM 4GB」とあるためです。内蔵GPUで動くかどうかは、公式の記載からは判断できません。
- 要件は「動かせる最低ライン」であって、快適さの保証ではありません。MODを入れる、セーブが大きくなる、マルチプレイにする、といった条件でどう変わるかは、確認できた公式資料に書かれていません。
メモリの割り当てを増やす(-Xmx)
公式Wiki(pzwikiのStartup parameters、版タグ42.20.4)は、起動オプションでJava(JVM)に割り当てるメモリを変えられると案内しています。Steamのライブラリで、Project Zomboidを右クリック → プロパティ → 「一般」タブ → 起動オプションの欄に入れます。
-Xmx8192m --
- -Xmxが最大の割り当てです。Wikiの例は8192m(8GB)です。この値が誰にとっても適切、という意味ではありません。推奨値はWikiに書かれていません。
- JVMの引数は先に書き、末尾に「 -- 」(ハイフン2つ)を付けます。ゲーム側の引数(例:-debug)が無くても、「--」は必要です。
- -Xms(最小割り当て)は、基本的に付けないほうが無難です。Wikiは、「-Xmsで指定した最小のメモリを確保できないと、ゲームが起動しない」と警告し、多くの人向けには最小を指定しないほうがよいと書いています。
- PCの実メモリを超える値は入れません(当サイトの注意です。Wikiの記述ではありません)。入れる前に、PCの搭載メモリを確認してください。
★Build 42.21で、既定の割り当てが何GBかは確認できていません。-Xmxを足すと良くなるのか、そもそも要らないのかは、ゲーム内で試していないので断言しません。変えたら、元の起動オプションに戻せるように、書き換える前の内容をメモしておくと安全です。
起動しない・画面がおかしいとき(-safemode)
- -safemode:解像度を下げ、テクスチャ圧縮を有効にし、タイル倍率とテクスチャ倍率を1倍にして起動します。天候のシェーダー(WeatherShader)とFBO対応も無効になります(Wikiの説明。FBOが無いとオフスクリーン描画は動きません)。
- ゲームは、フレームバッファ(FBO)を作れなかったとき、自動でセーフモードに入ります(Wiki)。画面が極端に粗い、天候の表現が出ないときは、グラフィックスドライバーやGPUがFBOに対応していない可能性があります(この推測は当サイトのものです)。
- -safemodeは、-Xmxと同じ起動オプション欄に並べて書けます(Wikiの例は「-Xmx8192m -Xms8192m -- -debug」の形で、JVMの引数 → 「--」 → ゲームの引数の順です)。
重いときに触る設定(pzwikiのOptionsより)
★先に断っておきます。pzwikiのOptionsページの版タグは41.78.19(Build 41)で、Build 42.21のメニュー名や項目が同じかは確認できていません。名前は英語表記のまま挙げます。日本語版の表示名は未確認です。
- Texture Compression:テクスチャを圧縮して、グラフィックスメモリ(VRAM)を節約します。オフにすると性能は良くなる代わりに、VRAMを多く使います(変更後は再起動が必要)。
- Double-sized Textures:オフにすると、テクスチャの品質が下がる代わりに、性能が良くなる可能性があります(再起動が必要)。
- Maximum Texture Size/Maximum Vehicle Texture Size:下げるほど、グラフィックスメモリの使用が減ります。
- Simple Clothing Textures/Simple Weapon Textures:オンにすると、血や穴などの描画が省かれ、テクスチャメモリの節約と性能向上につながる場合があります。
- Lighting Quality:ゲームが重く感じるときは下げる、とWikiにあります。
- Tiered Zombie Updates:視界の外のゾンビの更新頻度を下げて、性能を改善します。
- Blood Decals:血痕の割合です。下げると性能が上がることがあります。
どの設定が効くかは、PCごとに違います。一度に全部変えず、1つずつ変えて確かめるのが安全です(当サイトの考えです)。
当サイトの他記事とのずれ
当サイトのSSD購入ガイド(MOD用SSDおすすめ3選)は、Steamの基本要件を「空き容量5GB」と書いていました。11月に確認したSteamストアの記載は10GBです。5GBと書いた時点のSteam表記が違ったのか、当時の読み違いだったのかは確認できていません。この記事の公開と同時に、SSD購入ガイドの日英本文を10GBへ訂正しました。容量は、Steamの現在の記載(10GB)に従ってください。
確認できなかったこと
- 公式の推奨スペック:Steamにも、確認できたpzwikiにも見つかりませんでした。CPU・GPUの型番での推奨は書いていません。
- Build 42.21での既定のメモリ割り当て、-Xmxを増やす効果:未確認です。ゲーム内でも試していません。
- Optionsの項目名がBuild 42.21で同じか:Wikiの版タグが41.78.19です。日本語版の表示名も未確認です。
- 42.22 Pre-Releaseでの動作要件の変更:告知文の全文を読んでいません。
- Mac・Linuxでの動作:公式要件を転記しただけで、実機では確認していません。
出典
- Steam:Project Zomboid(ストアページ)(Windows・Mac・Linuxの要件)
- pzwiki:Startup parameters(版タグ42.20.4、-Xmx・-Xms・-safemodeと起動オプションの入れ方)
- pzwiki:Options(版タグ41.78.19、画質・性能の項目の説明)
- Steam:Build 42.21 Stable Released(2026年9月28日)
- Steam:Moving on Up: 42.22 Pre-Release(2026年10月下旬)
まとめ
- 公式要件はWindowsで、CPU 2.77GHz 4コア・RAM 8GB・空き10GB・VRAM 4GBの専用GPU。推奨スペックは公式に無い。
- メモリは起動オプションの「-Xmx○○○○m --」で最大値を変えられる。Wikiの例は8192m。-Xmsは付けないほうが無難。
- 画面がおかしい・起動しないときは -safemode。重いときは、画質の項目を1つずつ下げて確かめる。

