スカイリム グラフィックMOD構成 2026年版|本体1.7.104更新でMODはどうなったか
2026年8月29日 全面改稿・訂正: 本記事の旧版は「最新のゲームバージョンは2024年1月17日配信のパッチ1.6.1170」という前提で書かれていました。2026年8月20日にSkyrim Special Edition本体が約2年半ぶりに更新され、この前提は成立しません(Update 1.7.99、8月27日のホットフィックス後は1.7.104)。あわせて、草MOD「Skoglendi」として案内していたNexus ID 91322は現在「Mod unavailable」を返すページで、正しいIDは93944でした。天候MODの配布ページ名も「Azurite Weathers」から「Azurite Weathers and Seasons」に変わっています。出典を示せないダウンロード数の記載は削除しました。旧版のIDでたどれなかった方にお詫びします。
この記事は、2026年8月29日時点で各配布ページに載っている情報だけを根拠に、Skyrim SE/AEのグラフィックMOD構成を組み直したものです。本体が1.7.104へ上がった直後なので、まず「本体更新で止まるMOD」と「関係のないMOD」の区別から入ります。確認したのは配布ページの記載であって、1.7.104での実動作ではありません。登場する全MODにNexusのID・現行バージョン・最終更新日を併記しているので、導入前にページ本体と見比べてください。
結論:いま最初にやること
2026年8月20日以降にSteam版を起動した人は、意識していなくても本体が1.7.104になっています。順番は次の3つです。
- SKSEを入れ替える。 SKSE公式サイトは「Current Anniversary Edition build 2.3.1 (game version 1.7.104)」と明記しています。古いSKSEのままではゲームが起動しません。
- Address Libraryをv13にする。 配布ファイル名が「Address Library All in One (1.7.104.0) v13」で、1.7.104用のデータベースが公開済みです。
- DLL(SKSEプラグイン)を含むMODを1件ずつ確認する。 起動しない原因の大半はここです。ただしDLLだけではありません。USSEPのように、ESM/ESP側でも本体1.7.99以降を要求するようになったMODがあります(後述)。
逆に言えば、Skyland AIOやHappy Little Treesのような素材系MODは、いま慌てて触る必要がありません。作業対象を絞ることが、この更新直後の環境では最も効きます。
2026年8月20日の本体更新で何が変わったか
Bethesdaの公式ニュースとSteamの告知「Update 1.7.99 (Updated Aug 27)」によれば、更新の中身はCreations(旧Creation Club)まわりが中心です。公式ノートに挙がっている主な変更は次のとおりで、PCの描画そのものを変える項目は書かれていません。
- PlayStation 5とXboxのMOD保存容量を15GBへ拡大(PS4は約16GB相当だが、プラットフォーム側の制約について注記あり)
- Creations Menuでのバンドル表示、「Most Popular」での並べ替えに対応
- Creation Kitの更新(ローカライズ書き出し、マスターファイルの複数読み込みを既定で許可、など)
- Steam Deckで仮想キーボードを開いたときのクラッシュ修正、種族変更時のクラッシュ修正
- 8月27日のホットフィックスでPlayStation/Xbox側のクラッシュを追加修正
読者の環境に効いてくるのは、公式ノートの中身よりも実行ファイルが差し替わったという事実のほうです。SKSE公式サイトは更新前の2026年8月14日の時点で「After two and a half years, Bethesda has announced an incoming update to Skyrim. Please be prepared.(2年半ぶりに、BethesdaがSkyrimの更新を予告した。備えておくこと)」という警告を出していました。
現在のバージョンはストアによって異なります。Steam版は1.7.104、GOG版は1.6.1179で、SKSEもそれぞれ別ビルド(AE 2.3.1 / GOG AE 2.2.6)が配布されています。自分がどちらを使っているかで、必要なファイルが変わります。
止まるのはDLLが中心:ただし例外がある
Skyrimの本体更新でMODが動かなくなる原因の大半はSKSEプラグイン(Data/SKSE/Plugins/ に置かれる .dll ファイル)です。DLLはゲーム内部のメモリ位置を直接参照するため、実行ファイルが変わると位置がずれて機能しません。SKSE公式サイトも「Having crashes on startup after a game patch? Remove the files from Data/SKSE/Plugins and try again.(パッチ後に起動時クラッシュするならDLLを外して試すこと)」と案内しています。
次のものは実行ファイルのバージョンに直接結びついていないため、多くはそのまま使えます。
- テクスチャ(.dds)・3Dモデル(.nif)だけのMOD — Skyland AIO、SMIM、Happy Little Treesなど
- 天候やライティングの配置を差し替えるだけのESP/ESL — Lux、Azuriteなど
- 草MODのように、地形に草を配置し直すだけのもの
ただし「DLLでなければ無関係」と言い切ることはできません。本体側のマスターファイルやレコードが変わると、それを上書きしているプラグインは追随が必要になります。実例が非公式パッチのUSSEPで、配布ページの「Installation Requirements」には「Requires Skyrim Special Edition 1.7.99 or greater.(1.7.99以降が必要)」と明記されています(v4.3.9、2026年8月21日更新)。DLLを1つも含まないMODであっても、バニラのレコードを広く上書きするものは配布ページの要件表記を確認してください。
グラフィック系で確認しておくべきDLL・ツール類の状態は次のとおりです(すべて2026年8月29日にNexusの各ページで確認)。
| 名称 | Nexus ID | 現行版 | 最終更新 | 状態(配布ページの記載) |
|---|---|---|---|---|
| Skyrim Script Extender (SKSE64) | 30379 | 2.3.1 | 2026-08-27 | 公式サイトが1.7.104対応と明記 |
| Address Library for SKSE Plugins | 32444 | v13 | 2026-08-27 | ファイル名が「All in One (1.7.104.0)」 |
| Community Shaders | 86492 | 1.8.4 | 2026-08-27 | 対象を「1.5.97か最新のSteam/GOG版」と明記 |
| SSE Engine Fixes | 17230 | 7.0.20 | 2026-08-24 | 7.0.21 betaは「for 1.7.99 only」と明記。Main Fileは7.0.20(2026-02-26) |
| powerofthree's Tweaks | 51073 | 1.17.1 | 2026-08-25 | 更新履歴に「Support 1.7.99+」「Drop 1.6.640 support」 |
| DynDOLOD DLL NG | 97720 | Alpha-42 | 2026-08-23 | 本体更新の3日後に更新 |
| ENB Helper SE | 23174 | 2.2.0 | 2022-10-07 | 最新ファイルは「for 1.6.629 and up」のまま |
| SSE Display Tweaks | 34705 | 0.5.16 | 2023-12-24 | 本体更新後の更新なし |
| Skyrim Upscaler - DLSS FSR2 XeSS | 80343 | 1.2.1 | 2024-09-16 | 本体更新後の更新なし |
ここで注意したいのは、「最終更新日が8月20日より後」であること自体は1.7.104対応の証明にならないという点です。通常のバグ修正リリースがたまたま重なっただけの場合もあります。表の「最終更新」はページの File information にある Last updated の値で、どのファイルが更新されたかまでは示しません。判断材料になるのは次の3つです。
- ファイル名にバージョンが入っている — Address Libraryの「All in One (1.7.104.0)」、SSE Engine Fixesの「Engine Fixes 7.0.21 beta for Skyrim AE 1.7.99」(2026年8月24日アップロード。名前のとおりベータで、本体側の最新は7.0.20のまま)
- 更新履歴に対応バージョンが書かれている — powerofthree's Tweaks 1.17.0の「Support 1.7.99+」
- 説明文に必要バージョンが書かれている — USSEPの「Requires Skyrim Special Edition 1.7.99 or greater.」
逆にENB Helper SEのように、ファイル名が「for 1.6.629 and up」のまま止まっている場合は、ページの情報だけでは可否を判定できません。
土台を決める:ENBとCommunity Shaders
Community Shaders:更新への追随が速い
Community Shadersは、ゲームのシェーダー自体を差し替えて描画を強化するSKSEプラグインです。現行は1.8.4で、更新日は本体ホットフィックスと同じ2026年8月27日。配布ページの「System Requirements」には「Game version: Skyrim 1.5.97 or the latest Steam/GOG version. 1.6.640 and other non-latest AE versions are NOT supported.」と書かれており、最新のSteam版を対象に含めています。必須要件はAddress Library、Assorted mesh fixes、SSE Engine Fixesの3点です。
ページに列挙されているコア機能には、Volumetric Lighting(光芒)、Light Limit Fix(同時光源数の上限撤廃)、Terrain Shadows(地形の大規模な影)、Dynamic Cubemaps(実時間の反射)、Unified Water(水LODの継ぎ目解消)などが含まれます。以前は個別のプラグインで足していた要素が本体側に取り込まれているため、2024年当時の解説記事に載っている追加プラグイン一覧はそのままでは通用しません。ページ側も「ここに載っていない機能は現行版のサポート対象外なので入れるな」と明記しています。
ただしCommunity Shadersを1.7.104で新規に組むなら、必須要件のSSE Engine Fixesが引っかかります。Engine Fixesの配布ページで1.7.x向けに上がっているのは8月24日の「Engine Fixes 7.0.21 beta for Skyrim AE 1.7.99」だけで、その説明には「This beta is for 1.7.99 only.(このベータは1.7.99専用)」と書かれています。本体側のMain Fileは7.0.20(2026年2月26日アップロード)のままです。つまり、Engine Fixesには現時点で1.7.104を名指ししたファイルがありません。Community Shaders自体は「最新のSteam版」を対象と書いていても、その足元がまだ1.7.99までしか明示していない、という状態です。ENB Helper SEと同じく、ページの記載だけでは可否を判定できません。1.7.104で新しく組むなら、Engine Fixesの更新を待つか、本命のセーブとは別のテスト環境で先に確かめてください。
ENBSeries:本体は別系統だが、周辺のDLLが不確定
ENBSeriesはd3d11のラッパーとして動くため、SKSEプラグインとは別系統です。Skyrim SE向けの現行版は0.505(2026年8月5日公開、本体更新の前)。配布元はenbdev.comですが、同サイトはHTTPSに対応していないため本記事ではリンクを張っていません。
問題は周辺です。多くの天候MODやプリセットが前提にするENB Helper SEはSKSEプラグインで、最新ファイルが「ENB Helper SE 2.2 for 1.6.629 and up」(2022年10月)のまま止まっています。1.7.104で読み込めるかどうかは、配布ページの記載だけでは判断できません。いまゼロからENB前提の構成を組むなら、ここが最大の不確定要素です。すでに動いている環境がある人にとっては、更新前の状態を保つほうが安全な場面といえます。
実際のMOD構成
ここからは素材側です。いずれも2026年8月29日にNexusの各ページでID・バージョン・最終更新日を確認しています。
| 役割 | MOD名 | Nexus ID | 現行版 | 最終更新 | 対応 | 必須要件(配布ページの記載) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| テクスチャ総合 | Skyland AIO | 34179 | 4.32 | 2026-08-18 | SSE / AE | 記載なし |
| 3Dモデル改善 | Static Mesh Improvement Mod (SMIM) | 659 | 2.08 | 2025-02-16 | SSE / AE | 記載なし |
| 屋内ライティング | Lux | 43158 | 7.1 | 2025-12-08 | SSE / AE | Lux - Patch Hub、Lux Via |
| 屋外ライティング | Lux Orbis | 56095 | 4.5 | 2024-11-29 | SSE / AE | Lux Orbis - Patch Hub、Lux Via |
| 街道の光源 | Lux Via | 63588 | 2.2 | 2025-02-01 | SSE / AE | Lux via - Patch Hub |
| CS向けの色調整 | Lux CS | 153919 | 2.6.0 | 2026-08-04 | SSE / AE | Community Shaders、Inverse Square Lighting、ISL Helper SKSE、Light Placer、Lux(SKSEプラグインを含む) |
| 天候 | Azurite Weathers and Seasons | 42731 | 3.35 | 2026-03-25 | SSE / AE | 記載なし |
| 樹木 | Happy Little Trees | 50961 | 2.03 | 2023-12-23 | SSE / AE | 記載なし |
| 草 | Skoglendi - A Grass Mod | 93944 | 1.2 | 2023-07-04 | SSE / AE | 記載なし |
| 水(ENB/CS環境) | Water for ENB | 37061 | 2.21 | 2026-08-15 | SSE / AE | ENBSeriesまたはCommunity Shaders(説明文) |
| 水(それ以外) | Realistic Water Two SE | 2182 | 5.7.3 | 2026-07-22 | SSE / AE | 記載なし |
| 遠景LOD生成 | DynDOLOD 3 Alpha | 68518 | Alpha-210 | 2026-08-20 | SSE / AE | DynDOLOD DLL NG、DynDOLOD Resources SE 3(SKSEプラグインを含む) |
| 非公式パッチ | USSEP | 266 | 4.3.9 | 2026-08-21 | 1.7.99以降 | 本体1.7.99以降(説明文に明記) |
Skyland AIOの現行版は、ページ上部のVersion欄には「1」と表示されますが、更新履歴の最新エントリは4.32です。表には更新履歴の値を載せています。「必須要件:記載なし」は、Nexusのページに前提MODが登録されていないという意味で、動作保証ではありません。
導入順は次のとおりです。番号どおりに1つずつ入れ、そのつどゲームを起動して落ちないことを確かめてから次へ進みます。
- USSEPを入れる。本体1.7.99以降が前提なので、ここでバージョン不一致があれば先に解決する
- SMIMを入れる。3Dモデル側を先に整える
- Skyland AIOをFOMODインストーラーで1k版か2k版のどちらかを選んで入れ、SMIMを上書きさせる(次節を参照)
- Happy Little TreesとSkoglendiを入れる。草は負荷が大きいので、ここで一度フレームレートを見る
- Lux → Lux Orbis → Lux Viaの順に入れ、それぞれのPatch Hubから導入済みMODに対応するパッチを選ぶ。ELFXなど他のライティングMODは同時に入れない
- Azurite Weathers and Seasonsを入れる。他の天候MODは無効化しておく
- ENBかCommunity Shadersを入れ、そのうえでWater for ENBを入れる。どちらも使わないなら代わりにRealistic Water Two SEを入れる。Community Shadersを選ぶ場合は、必須要件のSSE Engine Fixesが1.7.104を名指ししていない点を承知したうえで進める
- 最後にDynDOLOD 3でLODを生成する。前提のDynDOLOD DLL NGはSKSEプラグインなので、本体バージョンとの対応を先に確認する
テクスチャ:先にSMIM、あとからSkyland AIOで上書き
Skyland AIOは建築物と景観のテクスチャをまとめて差し替えるオールインワンです(配布ページの説明は「a collection of all Skyland mods bundled together featuring high quality and resolution texture overhaul covering architecture and landscapes」)。SMIMは樽や家具といった3Dモデル側を作り直すMODで、テクスチャを貼る前の形状を整える役割です。両者は役割が違うので併用が前提になりますが、入れる順序が決まっています。
Skyland側のCompatibility欄にはこう書かれています。「Works seamlessly with SMIM, HPP, and other texture and mesh mods as long as those mods do not change mesh and/or texture paths and as long as you overwrite those mods with Skyland.(SMIMなどのテクスチャ・メッシュMODと問題なく併用できる。ただしそれらがメッシュやテクスチャのパスを変更しないことと、Skylandでそれらを上書きすることが条件)」。つまりMod Organizer 2などではSMIMより後ろにSkyland AIOを置き、Skylandが勝つようにします。「競合しない」のではなく、「指定された順序なら競合が解決される」という関係です。以降、部分的に好みのテクスチャMODでSkylandを上書きしていく形になります。
ライティング:Luxシリーズ、Community Shaders利用者はLux CSも
Luxは屋内、Lux Orbisは屋外、Lux Viaは街道の光源を扱う3本立てです。導入時のインストーラーが、すでに入っている都市MODなどを検出して必要なパッチを提示します。Community Shadersを使う場合は、Lux CS(配布ページの説明は「Tonemapping and Image Space edit for Lux and Community Shaders with light placer support」)を重ねる選択肢があります。ただしLux CSの必須要件にはCommunity ShadersとLuxのほか、Inverse Square Lighting・ISL Helper SKSE・Light PlacerといったSKSEプラグインが含まれます。見た目の調整MODであっても、DLLを連れてくる場合があるということです。ライティングMOD同士は競合するため、Enhanced Lights and FX(ELFX)などとの併用はできません。どちらか一方を選んでください。
天候:名称が変わっているので検索に注意
旧版で「Azurite Weathers」として紹介していたMODは、現在「Azurite Weathers and Seasons」という名前で配布されています(ID 42731、v3.35、2026年3月25日更新)。説明は「光・大気・湿度と環境の相互作用に特化したバニラ天候の置き換え」で、嵐の音声や降水表現、雲テクスチャ、夜空も含みます。天候MODは複数入れると衝突するので1本に絞り、ENBプリセットを使う場合はそのプリセットが指定する天候MODに合わせるのが基本です。
樹木と草:旧版のIDが誤りでした
Happy Little Treesは、負荷を抑えつつバニラの樹木を差し替える定番です(配布ページの説明も「A nice little tree mod with skinned trees and a low performance cost」)。草はSkoglendiですが、旧版が案内していたNexus ID 91322は現在「Mod unavailable(このMODは現在利用できません)」を返すページです。正しくはID 93944(v1.2、2023年7月4日更新)です。どちらも更新は止まっていますが、素材系のため本体1.7.104の影響は受けにくい部類です。遠景まで反映させたい場合はDynDOLOD 3でLODを生成しますが、これは実行時にDynDOLOD DLL NG(SKSEプラグイン)を使うので、上のDLLの表の扱いになります。
水:ENBが必須という前提はもう古い
旧版は「Water for ENBはENB必須」と書いていましたが、現在の配布ページの説明は「ENBSeriesとCommunity Shadersが提供する高度な機能を最大限に活用する水MOD」で、Community Shaders環境も対象に含まれています(v2.21、2026年8月15日更新)。ENBもCommunity Shadersも使わない構成なら、Realistic Water Two SE(v5.7.3、2026年7月22日更新)が選択肢です。なお、Community Shadersのコア機能にはUnified Water(水LODの継ぎ目を消す)が含まれているため、CS単体でも水の見え方は変わります。
競合と注意事項
ここまでに出てきた「同時に入れてはいけない」「先に確かめる」を1か所にまとめます。
- ライティングMODは1系統だけ。 LuxシリーズとEnhanced Lights and FX(ELFX)は競合するので併用しない
- 天候MODも1本だけ。 Azurite Weathers and Seasonsを入れるなら、他の天候MODは無効化する。ENBプリセットを使う場合は、そのプリセットが指定する天候MODを優先する
- Skyland AIOはSMIMより後ろ。 Skylandのページが「Skylandで上書きすること」を条件に挙げている
- Water for ENBとRealistic Water Two SEは併用しない。 ENBまたはCommunity Shadersを使うなら前者、どちらも使わないなら後者を選ぶ
- SSE Engine Fixesの1.7.x向けファイルは「1.7.99専用」のベータのみ。 Community Shadersはこれを必須要件にしているため、1.7.104では未確定要素になる
- ENB Helper SE・SSE Display Tweaks・Skyrim Upscalerは、本体更新後の対応が確認できない。 起動しない場合は、まずこれらを外して切り分ける
- 草MODとDynDOLODは負荷が大きい。 先に他のMODで安定を確認してから追加する
更新前のバージョンに留まりたい場合
安定していた環境を壊したくない、という判断はありえます。ただし、いま新規に「1.7.104から戻す」のは簡単ではありません。
よく使われてきたUnofficial Skyrim Special Edition Downgrade Patcher(ID 57618)は、実行ファイルをバイナリ差分で1.5.97へ戻す仕組みです。配布ページも「this utility works via binary patching the new files back to the old files. This means you need the correct game state and patcher for these to function.(正しいゲームの状態と、対応するパッチャーが必要)」と書いています。最終更新は2023年12月5日で、1.7.104を対象にした更新は確認できません。つまり、すでに1.7.104へ上がってしまった環境で使える保証はありません。
現実的な選択は2つです。まだ更新していない環境が手元にあるなら、Steamのプロパティで自動更新を「ゲームを起動したときにのみ更新」に変更したうえでオフラインにし、実行ファイルをバックアップしておくこと。すでに更新済みなら、MOD側の対応を待つほうが早い場合が多い、ということです。実際、powerofthree's Tweaksは1.17.0で「Support 1.7.99+」と同時に「Drop 1.6.640 support」を実施しており、MOD側の主戦場は新しいバージョンへ移り始めています。
この記事の根拠と、確認できていないこと
確認日は2026年8月29日です。根拠にしたのは、Bethesda公式ニュース、Steamの公式告知、SKSE公式サイト、そして各MODのNexus配布ページ(バージョン・最終更新日・ファイル名・説明文)です。
確認できていないことも明記します。
- 1.7.104での実動作は検証していません。本記事の「対応済み」は、あくまで配布ページの記載に基づく整理です
- ENB Helper SEが1.7.104で読み込めるかどうかは、配布ページの情報からは判定できませんでした
- GPUごとの負荷やフレームレートの実測は行っていません
- Nexusのダウンロード数はページ上でスクリプト読み込みのため取得できず、旧版にあった「約350万」といった数値は根拠を示せないので削除しました
MOD環境の整備は、この記事1本では完結しません。UIや不具合修正を含む土台側はゲームプレイ改善の必須MODを、人物の見た目を変えたい場合はNPC美化MODの導入ガイドを参照してください。
まとめ
2026年8月の本体更新をまたぐ手順は、本体のバージョン確認 → SKSEとAddress Libraryの更新 → DLLを含むMODの個別確認 → 素材系MODの構築の順です。テクスチャや天候から手を付けると、原因の切り分けができないまま起動しない環境ができあがります。
そして、更新直後の情報は日単位で変わります。この記事の表に載せた最終更新日は2026年8月29日時点のもので、あなたが読んでいる時点ではDLL側の対応がさらに進んでいる可能性が高いはずです。導入時には必ず配布ページを開き、更新履歴とコメント欄を自分の目で確認してください。それが、この2年半ぶりの更新をまたいでMOD環境を保つ確実な方法です。








