【スカイリム攻略】内戦はどっちを選ぶ?帝国軍とストームクロークの違いと、陣営を変えられる最後の地点
結論から。内戦クエストは、どちらを選んでも到達点・実績・報酬の構造がほぼ同じだ。帝国軍側の統括クエスト「Reunification of Skyrim」とストームクローク側の「Liberation of Skyrim(スカイリムの解放)」は、UESP(The Unofficial Elder Scrolls Pages)が同じクエストのラディアント版と明記しているとおり、鏡写しの構成になっている。実績も両ルートで同一のものが解除される。したがって選択の判断材料は強さや効率ではなく、どの領主に据え変わってほしいかとロールプレイだ。そしてもう一つ、多くの人が知らないまま通り過ぎるのが陣営を変えられる最後の地点で、これは加入直後ではなく2番目のクエストの終わりにある。
本記事は2026年9月3日にUESP(The Unofficial Elder Scrolls Pages。Bethesda公式ではない、有志による大規模なリファレンス)で確認した内容にもとづきます。本体の最新版は Special Edition の 1.7.104(2026年8月27日配信)で、同版および直前の 1.7.99 の変更点はいずれもクラッシュ修正とCreations(MOD)ストレージ関連であり、内戦クエストの仕様変更は含まれていません。
結論:先に押さえる3点
| 論点 | 結論 |
|---|---|
| どちらが強い/得か | 差は無いに等しい。 両ルートは同じクエストのラディアント版で、解除される実績も同一。最終戦の報酬もどちらもレベル依存の剣 |
| いつまで変更できるか | 2番目のクエスト「The Jagged Crown(尖った王冠)」の終わり。 王冠を反対側の指導者へ持ち込めば、そちらへ加入できる |
| 実際に変わるもの | 各ホールドの領主。 支配が移ると、退けられた領主とその宮廷・家族は自陣営の首都へ亡命し、相手側の領主に置き換わる |
加入の手順は左右対称ではない
ヘルゲン脱出時にラロフ(ストームクローク)とハドバル(帝国軍)のどちらに付いていくかを選ぶが、これはどちらの陣営が先に勧誘してくるかを決めるだけで、加入そのものではない。どちらも選ばずに保留しても構わず、その場合は各地で出会う兵士が両陣営から勧誘してくる。
実際に加入するには、その陣営の本拠地へ行く。初期試練の内容は左右で違う。
| 帝国軍(Imperial Legion) | ストームクローク(Stormcloaks) | |
|---|---|---|
| 本拠地 | ソリチュード/Castle Dour | ウィンドヘルム/王の宮殿 |
| 取次 | テュリウス(General Tullius)→ リッケ(Legate Rikke) | ウルフリック・ストームクローク → 石拳のガルマル(Galmar Stone-Fist) |
| 初期試練 | フラーグスタート砦(Fort Hraggstad)の盗賊を掃討する | 大蛇の石碑(Serpentstone Isle)でIce Wraith(氷の精霊)を倒す |
| 低レベルへの配慮 | 特になし | レベル20未満ならガルマルが保温の霊薬1本と氷の生霊のベイン(Ice Wraith Bane)3本をくれる |
| 加入後 | 宣誓を行い、陣営の装備一式が支給される | |
ストームクローク側は低レベルでも挑めるよう補助アイテムが用意されているのに対し、帝国軍側はフラーグスタート砦を盗賊から取り返す内容で、戦闘量そのものは帝国軍のほうが多い。早い段階で加入したいなら、この差は実際に効く。
加入までの手順
帝国軍に入る場合
- ソリチュードへ行き、Castle Dour に入る
- テュリウス(General Tullius)に話しかけ、リッケ(Legate Rikke)へ取り次いでもらう
- リッケの指示でフラーグスタート砦(Fort Hraggstad)へ向かい、占拠している盗賊を掃討する
- リッケのところへ戻って報告する
- 宣誓を行い、帝国軍の装備一式を受け取る
ストームクロークに入る場合
- ウィンドヘルムへ行き、王の宮殿に入る
- ウルフリック・ストームクロークに話しかけ、石拳のガルマル(Galmar Stone-Fist)へ取り次いでもらう
- ガルマルから試練を受ける。レベル20未満ならここで保温の霊薬1本と氷の生霊のベイン3本を渡される
- ウィンドヘルムのはるか北にある大蛇の石碑(Serpentstone Isle)へ向かい、Ice Wraith(氷の精霊)を倒す。持ち帰るアイテムは無い
- 王の宮殿へ戻り、ガルマルに続いて誓いを復唱する。装備一式を受け取る
陣営を変えられるのはどこまでか
ここが最も誤解されている点だ。加入の宣誓をしても、まだ引き返せる。
- 加入クエスト(Joining the Legion / Joining the Stormcloaks)を完了する前なら、反対側の加入クエストを進めるだけで乗り換えられる。この場合、元の加入クエストは失敗扱いになる
- 宣誓後も、まだ1回だけ機会が残る。 両陣営とも2番目のクエストは「The Jagged Crown(尖った王冠)」で、同じ王冠を回収する内容が共通している。この王冠を、加入した側ではなく反対側の指導者(テュリウスまたはウルフリック)へ持ち込むと、そちらの陣営が改めて加入を認める
- ここを過ぎると変更できない。以後は最終戦まで一本道になる
つまり「とりあえず加入して、雰囲気を見てから決める」が仕様として成立している。決めきれないなら、尖った王冠を手にした時点でもう一度考えればいい。
加入した瞬間から敵対する
- 片方に加入すると、もう片方はこちらを敵とみなす。相手陣営のキャンプに入ると警告され、すぐ立ち去らなければ攻撃される
- 支給された装備は着用義務こそ無いが、相手陣営の装備を着ているとスパイ扱いの反応をされることがある。なお、この会話はどちらかに加入した時点で発生しなくなる
クエストの流れ
| 順 | 帝国軍 | ストームクローク |
|---|---|---|
| 1 | Joining the Legion(加入試練) | Joining the Stormcloaks(加入試練) |
| 2 | The Jagged Crown(尖った王冠)/ 陣営変更の最終地点 | |
| 3 | Message to Whiterun(ホワイトランへの使者) | |
| 4 | Battle for Whiterun(ホワイトラン攻防戦) | |
| 5 | Reunification of Skyrim(各ホールドを奪還) | Liberation of Skyrim/スカイリムの解放(各ホールドを解放) |
| 6 | Battle for Windhelm(ウィンドヘルム攻略) | Battle for Solitude(ソリチュード攻略) |
5番目の段階は「傘」にあたるクエストで、ホールドごとの戦闘を1つずつ消化していく。帝国軍側では階級が上がり、最初の昇進がクァエストル、最終階級がレガートで、昇進ごとにレベル依存の報酬品が付く。
最終戦の実績は「Hero of Skyrim」(30ポイント/シルバー)で、ソリチュードとウィンドヘルムのどちらを陥落させても解除される。実績の観点でも両ルートは等価だ。
Season Unending — 内戦を「交渉」で動かせる唯一の場面
メインクエストの途中、ドラゴンを捕らえるためにドラゴンズリーチを使う段になると、ホワイトランの領主が「先に休戦交渉をまとめろ」と要求することがある。これが Season Unending(終わりなき季節) で、内戦の勢力図を戦闘なしで書き換えられる唯一の機会だ。グレイビアードが仲介し、ハイ・フロスガーで会談が開かれる。
- ウルフリックとテュリウスの両方を会談に呼ぶ必要がある。説得で通すならウルフリックは話術25以上、テュリウスは話術50以上。先にウルフリックから当たるほうが楽
- 交渉でホールドを譲り合うと、その後に戦う必要のあるホールドが変わる。相手に渡したホールドは奪い返す対象として増え、こちらが得たホールドは戦わずに済む
- どちらかの陣営が9ホールド中8つ以上を支配していると、休戦交渉自体が成立しなくなり、このクエストは自動的に迂回される
- 報酬を得るには、先にどちらかの陣営へ加入しておく必要がある。しかも内戦を進めるほど自陣に有利な条約をまとめにくくなるため、陣営を決めた直後にやるのが最も得
- 渡しすぎると取り逃すものがある。 交渉でホールドを譲ると、そのホールドに紐づく固有のクエスト・階級・実績「War Hero」を取得できなくなることがある。階級は自動では上がらず、該当クエストで実際に攻撃を成功させ(逃げずに)、かつ交渉でそのホールドを得ていないことが条件になる
そして最大の落とし穴は、これが両陣営に等しく効くことだ。 休戦が成立すると、内戦クエストは帝国軍側の Reunification of Skyrim も、ストームクローク側の Liberation of Skyrim(スカイリムの解放)も進行が止まり、メインクエストの最終戦「Dragonslayer」を終えるまで再開できない。アルドゥインを倒してから再開する形になる。
再開時の挙動も陣営ごとに違う。帝国軍側では、休戦の時点で進行中だった内戦クエストが自動完了して再開できなくなる(その対象が砦だった場合、該当ホールドは自陣営の支配へ移る)。ストームクローク側では、Dragonslayer を終えた時点でハーフィンガル以外の担当ホールドが一括でストームクローク支配へ移り、残りのクエストは飛ばされる。
内戦を先に片付けたいなら、Season Unending には触れないのが最も速い。 メインクエスト側の流れは「竜の出現」の攻略記事を参照してほしい。
勝った側で何が変わるのか
内戦の結末は領主の入れ替えという形で世界に残る。UESPは、ホールドの支配が移ると退けられた領主とその宮廷・家族が自陣営の首都へ亡命し、相手側の人物に置き換わると説明している。関連する砦も新しい支配側の兵士で再配置される。
帝国軍で勝った場合
- 最終戦ではガルマルを倒し、ウルフリックを膝まづかせる。とどめを自分で刺すか、テュリウスに任せるかを選べる。どちらを選んでもテュリウスからレベル依存の付呪された剣が渡される
- ウィンドヘルムには新しい領主としてブルンウルフ・フリーウィンターが就く。彼に話しかけるとウィンドヘルムでの家の購入が解禁される
ストームクロークで勝った場合
- 最終戦ではリッケを倒し、テュリウスを組み伏せる。こちらもとどめを刺すか、ウルフリックに任せるかを選べる。いずれの場合もレベル依存の剣が報酬になる
- 演説でウルフリックは「モウトが認めるまで上級王の座は受けない」と述べる。そしてエリシフは帝国への忠誠を捨てることに同意し、ソリチュードの領主に留まる
ウィンドヘルムで家を買いたい、あるいは特定のホールドの領主が気に入っているといった事情があるなら、そこが実質的な判断材料になる。マルカルスとリーチの政治的背景を踏まえて選びたいなら、フォースウォーンとマルカルスの反乱を扱った記事もあわせて読むと選択の意味が変わってくる。
選ぶ前に知っておくこと
- 急いで決めなくてよい。 保留したまま他のクエストを進められる。両陣営の兵士が繰り返し勧誘してくるだけで、放置による不利益は無い
- 尖った王冠までは実質お試し期間。 加入して雰囲気を見て、合わなければ王冠を相手方へ持ち込めばよい
- 各領主の宮殿には作戦室があり、スカイリムの地図が置かれている。 赤い旗が帝国軍、青い旗がストームクロークの支配域で、内戦の進行や Season Unending の交渉結果に応じて色が変わる。地図上の地点はクロスヘアを合わせて(PCでは E キー)自分のマップへ登録できる
- クエストの重複に注意。 例えば闇の一党の「Bound Until Death」を進行中だと、Battle for Solitude はそのクエストが終わるまで遅延する
まとめ
- 両ルートは同じクエストのラディアント版で、解除される実績も最終報酬の構造も同じ
- ヘルゲンでの選択は「どちらが先に勧誘してくるか」を決めるだけ
- 初期試練は帝国軍がフラーグスタート砦の掃討、ストームクロークが大蛇の石碑でのIce Wraith討伐
- 陣営変更の最終地点は The Jagged Crown(尖った王冠)の終わり。 王冠を反対側へ持ち込めば乗り換えられる
- 加入すると相手陣営が敵対し、キャンプでは警告後に攻撃される
- Season Unending は戦わずに勢力図を変えられる唯一の場面。ただし8ホールド支配で消滅し、休戦後は両陣営とも Dragonslayer を終えるまで内戦が止まる。渡しすぎると階級や実績「War Hero」を取り逃す
- 勝敗の実質的な帰結は領主の入れ替え。帝国軍勝利ならウィンドヘルムはブルンウルフ・フリーウィンターに替わり、家の購入が解禁される
本記事の仕様は次の情報源で確認した。内戦全体の枠組みはUESPのCivil Warページ、各陣営の流れはImperial LegionとStormcloaks、休戦交渉はSeason Unending、最終戦はBattle for WindhelmとBattle for Solitude、本体のバージョンはSpecial Edition Patchのページを参照している。








