【AC6】近接特化ビルド解説|パルスブレードの実数値と1.09.1で変わった点
結論から言うと、近接特化ビルドは1.06.1当時より通しやすくなっています。ただし理由は「近接武器が強化されたから」ではありません。パルスブレード「HI-32: BU-TT/A」の数値はRegulation 1.01以降、現行の1.09.1まで一度も変わっていません。変わったのは接近手段のほうです。ブースターとジェネレーターと軽量脚部が段階的に強化され、さらに1.09.1でパルスシールド「VP-61PS」のIGダメージ軽減が引き下げられました。近接側は据え置きで、寄る手段が速くなり、迎え撃つ側の盾が薄くなった。この3点が現環境です。
対象バージョン:Regulation Ver. 1.09.1(App Ver. 90)。2025年5月29日配信で、これが本記事執筆時点の最新レギュレーションです。ARMORED CORE VIには「シーズン」制度は無く、バランス調整はレギュレーションで行われます。2025年12月16日にも配信がありましたが、これは予約特典とアートワーク&サウンドトラックアプリ向けの更新で、公式は「本編は影響を受けない」と明記しています。したがって本編のバランスは2025年5月29日から動いていません。
パルスブレード HI-32: BU-TT/A の実数値(1.09.1時点)
まず主役の数値を出します。左腕武器で、初期機体の左腕に最初から付いているあの刃です。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 攻撃力 | 963 | 通常攻撃 |
| 衝撃力 | 710 | — |
| 衝撃残留 | 450 | — |
| 連続攻撃回数 | 2 | 通常攻撃は2連撃 |
| チャージ攻撃力 | 1,586 | 本ビルドの決め手 |
| チャージ衝撃力 | 1,200 | — |
| チャージ衝撃残留 | 650 | — |
| 直撃補正 | 230 | スタッガー中に当てる価値がここに出る |
| PA干渉 | 147 | Regulation 1.01で210から変更。以後1.09.1まで据え置き |
| 冷却性能 | 282 | リロードは overheat 方式 |
| 重量 | 1,800 | — |
| EN負荷 | 213 | — |
数値はARMORED COREシリーズWikiの版別データで、1.01でPA干渉が210から147へ下がって以降、1.06.1・1.07.1・1.07.2・1.08.1・1.09.1のいずれでも変更されていません。つまり「最新パッチでブレードが強化された/弱体化した」という話は現時点で存在しません。強くなったと感じるとしたら、それは周辺のほうが動いたからです。
1.06.1から1.09.1で、近接ビルドに効いた変更
この記事は以前 Ver. 1.06.1 時点の内容でした。そこから現行までに入った、近接ビルドに関係する公式の調整だけを並べます。
Regulation 1.07.1(2024年10月3日)
- レーザーブレード「Vvc-770LB」で、スタッガー直後の非チャージ攻撃に敵が反応しない不具合を修正。
Regulation 1.07.2(2024年10月29日)
- ブースター「BST-G2/P04」「BUERZEL/21D」「BC-0600 12345」「IA-C01B: GILLS」の上昇推力が上昇。
- ジェネレーター「AG-T-005 HOKUSHI」の回復後EN供給、「VP-20D」の供給回復が上昇。
Regulation 1.08.1(2025年5月21日)
- 特定のフレーム構成で当たりにくかったACの当たり判定を改善。そのうえでコア「AC-J-120 BASHO」のブースター効率補正、二脚「NACHTREIHER/42E」「VE-42A」のAPを引き上げ。
- 複数の当たり判定が同時に発生したときの敵ACのスタッガー挙動を調整。
- 特定条件でACS負荷が蓄積しない不具合を修正。
Regulation 1.09.1(2025年5月29日・現行)
- ブースター「FLUEGEL/21Z」の推力・AB推力が上昇。「IA-C01B: GILLS」の推力が上昇。
- ジェネレーター「AG-E-013 YABA」のEN補充速度・EN出力、「VP-20D」のEN容量・EN補充速度が上昇。
- 脚部「IA-C01L: EPHEMERA」の跳躍距離が上昇・重量が低下。「IB-C03L: HAL 826」のAP上昇・重量/EN負荷低下。逆関節「RC-2000 SPRING CHICKEN」の姿勢安定性能・積載上限が上昇。
- パルスシールド「VP-61PS」のIGダメージ軽減が低下。
- スタッガー中の敵に対し、パルスアーマー展開の瞬間に当たった攻撃が直撃扱いにならない不具合を修正。
この4回のレギュレーションで、近接武器の性能値そのものへの調整は1件も入っていません。近接武器に触れたのは1.07.1のレーザーブレード「Vvc-770LB」だけで、それも数値ではなく挙動の不具合修正です。実際に動いたのは接近手段(ブースター・ジェネレーター・軽量脚部)と、当たり判定・スタッガー周りの整備、そして守り側のパルスシールドの弱体化でした。近接ビルドにとっては全部が追い風の方向です。
推奨アセンブル
スタッガー誘発と追撃火力を両立させる構成です。ショットガンで衝撃を稼ぎ、スタッガーしたところへチャージブレードを入れます。
| パーツ種別 | パーツ名 | 選定理由 |
|---|---|---|
| 右手武器 | SG-027 ZIMMERMAN | 近距離の衝撃力・攻撃力が高く、スタッガー誘発の主軸 |
| 左手武器 | SG-027 ZIMMERMAN | 両手に持って瞬間的な衝撃蓄積を最大化する |
| 左肩武器 | HI-32: BU-TT/A | 本来は左腕武器。ウェポンベイで肩に積む(下記) |
| 右肩武器 | なし | 軽量化とEN負荷軽減。ミサイルを積んでもよい |
| 頭部 | HD-012 MELANDER C3 | 突出した部分は無いが極端な弱点も無い中量級の頭部。近接の被弾前提の構成で扱いやすい |
| コア | VP-40S | 軽量でブースター効率補正・ジェネレーター出力補正に優れる |
| 腕部 | AR-012 MELANDER C3 | 射撃・近接の適性バランス型。火力を寄せるなら AC-2000 TOOL ARM |
| 脚部 | LG-012 MELANDER C3 | 積載とAPのバランスが取れた二脚。機動を取るなら逆関節 KASUAR/42Z、1.09.1で強化された軽量二脚 IA-C01L: EPHEMERA も候補 |
| ブースター | FLUEGEL/21Z | 1.06で近接攻撃推力が上昇・近接攻撃EN消費が低下、1.09.1でさらに推力とAB推力が上昇 |
| FCS | FCS-G2/P05 | 近距離アシストが高く、ショットガンと噛み合う |
| ジェネレーター | VP-20C | EN出力・容量が高い。1.09.1で強化された VP-20D も選択肢 |
★訂正1:旧版の脚部「LG-022T BORNEMISSZA」はタンク脚です
この記事は以前、脚部にLG-022T BORNEMISSZAを挙げ、「重量二脚」と説明したうえでブースター「FLUEGEL/21Z」を併記していました。どちらも誤りです。BORNEMISSZAはタンク脚で、脚部そのものが推力・上昇推力・QB・ABの性能値を持ちます(二脚のようにブースターを選ぶ枠を使いません)。したがって旧版のアセンブルはそのままでは組めません。
タンクで近接に寄せる構成自体は成立しますが、跳躍ができない・機動の質が別物になるなど立ち回りが変わるため、本記事のアセンブルは二脚を前提に組み直しました。整理すると、推力を内蔵しているのはタンク脚だけで、二脚・逆関節・四脚はいずれもブースターを別に選びます。「ブースターを選ぶ構成でタンク脚は取らない」と覚えれば十分です。
★訂正2:肩に腕部武器を積むOS調整は「ウェポンベイ」です
この記事は以前、OS調整の項目として「ウェポンハンガー」と「ウェポン・ベイ」を別々のものとして挙げていました。これは誤りです。OS調整に「ウェポンハンガー」という項目は存在せず、肩の枠を腕部武器に置き換える機能は「ウェポンベイ」1つです(System Unlocks、OSTチップ2個)。本ビルドの前提はこれだけです。
OS調整の並びは4つの区分に分かれています。近接ビルドで押さえるのは次のとおりです。
- ウェポンベイ(System Unlocks):肩の武器枠を腕部武器に置き換える。このビルドの必須条件。OSTチップ2個。
- ブーストキック(System Unlocks):アサルトブーストからの蹴り。衝撃が大きくコンボの起点になる。OSTチップ1個。
- 近接武器 - 駆動制御調整(Attack Control):近接武器の攻撃力を直接上げる。ブレードの火力そのものを底上げする。
- 直撃補正 - ダメージ調整(Attack Control):直撃補正230のブレードと噛み合う。スタッガー中の一撃を伸ばす。
- アサルトアーマー(Core Expansions):緊急回避と追撃を兼ねる。近接の間合いで腐りにくい。
OSTチップはアリーナの勝利で入手します。1周目で入手できるのは98個で、NG+以降でさらに増えます。振り直しはCOAMを払えば可能ですが、所持チップが多いほど高くつきます。
基本コンボと立ち回り
やることは一本道です。
アサルトブーストで接近 → ブーストキック → 両手ショットガン斉射 →(スタッガー)→ ウェポンベイでパルスブレードへ切替 → チャージ攻撃
アサルトブーストで距離を詰め、当たるならブーストキックを入れます。当たらなくても至近距離でショットガンを重ねればスタッガーは取れます。スタッガーしたら肩のブレードへ切り替えてチャージ攻撃です。チャージ攻撃力1,586に直撃補正230が乗るのがこのビルドの全火力で、逆に言えばスタッガーを取れない相手には何も起きません。
攻撃後は硬直が大きいので、クイックブーストでキャンセルして離脱するか次の入力へ繋ぎます。1.08.1で複数同時ヒット時のスタッガー挙動が調整され、当たり判定の改善も入っているため、1.06.1当時の感覚のまま「重ねれば入る」と思って踏み込むと噛み合わないことがあります。実機で1〜2戦、スタッガーの取れ方を確かめてから本番に持ち込んでください。
対ACで効く点、効かない点
1.09.1でパルスシールド「VP-61PS」のIGダメージ軽減が下がりました。盾で受け止める側の効率が落ちたぶん、押し込む側は通しやすくなっています。またパルスブレードは近接武器の中でPA干渉が高い部類で、パルスアーマー系の防御に対して削りが効きます(ただし数値自体は1.01で147へ下げられた後、据え置きです)。
逆に効かない相手ははっきりしています。スタッガーを取る前に距離を切られる相手です。チャージ攻撃は発生までに溜めが要るため、スタッガーが取れていない状態で振っても、クイックブースト1回で外されます。ミサイルで足を止める、ブーストキックで衝撃を足すなど、「スタッガーを取る手段」を1つ余分に持っておくほうが安定します。
まとめ
現行はRegulation Ver. 1.09.1(2025年5月29日配信)で、パルスブレードの数値は1.01以降変わっていません。この1年半で動いたのは接近手段と当たり判定、そして守り側のパルスシールドです。前提として要るOS調整はウェポンベイ1つで、「ウェポンハンガー」という項目は存在しません。両手ショットガンでスタッガーを取り、肩から抜いたブレードのチャージ攻撃を叩き込む。この一本道の火力は、1.06.1当時よりむしろ通りやすくなっています。
参考にした一次情報
- ARMORED CORE VI 公式ニュース(Steam)(Regulation 1.06/1.06.1/1.07.1/1.07.2/1.08.1/1.09.1 の各調整内容と、2025年12月16日配信が本編対象外である旨)
- ARMORED CORE Wiki — HI-32: BU-TT/A(パルスブレードの版別ステータス。1.01のPA干渉変更以降1.09.1まで据え置き)
- Fextralife — OS Tuning(System Unlocks / Core Expansions / Attack Control / Damage Control の項目名、ウェポンベイの効果とOSTチップ数、1周目98個)
- Fextralife — Legs(LG-022T BORNEMISSZA / KASUAR 42Z / IA-C01L: EPHEMERA / RC-2000 SPRING CHICKEN の名称確認)






