【M&B2 Bannerlord】クザイト カン親衛隊 育成・運用ガイド|最強騎馬弓兵の全てを解説
本記事は2026年06月03日時点の情報を元に執筆しています。Mount & Blade II: Bannerlordには、一般的なライブサービスゲームにおける「シーズン」制度は存在しません。ゲームのバージョンはパッチ形式で更新されており、調査時点での最新安定版は「e1.2.x」系統、DLC「War Sails」の登場と合わせてバージョン番号の振り方が変更されていますが、記事執筆の対象となる基本ゲームのバランスに大きな影響を与えるものではありません。直近のパッチでは、特定の勢力(バタニア、ヴランディア)のバランス調整や自動戦闘の計算式変更などが行われています。現在の情報としてご活用ください。
カルラディアの広大な大地で最強の軍団を目指す全ての領主へ。数ある兵種の中でも、多くのプレイヤーが満場一致で「最強」と認めるユニット、それがクザイト汗国の誇る貴族兵「カン親衛隊」です。圧倒的な機動力と火力を両立し、遠距離では敵を射抜き、近距離では薙ぎ払う。本記事では、この万能騎馬弓兵の性能から、困難な育成ルートを効率化する方法、そして戦場でその真価を120%引き出す運用戦術まで、詳細なデータに基づき徹底的に解説します。
カン親衛隊とは?カルラディアに君臨する万能兵種
クザイト カン親衛隊は、ゲーム内に存在する兵種の中でも最高位の「Tier 6」に分類される貴族兵ユニットです。貴族兵はその名の通り、通常の兵士とは異なる特別な徴兵ルートを持ち、育成に多大な時間とコストを要しますが、その性能は一般兵を遥かに凌駕します。カン親衛隊はその頂点に立つ存在であり、騎馬弓兵という枠を超えた万能性を誇ります。弓、馬術、長柄武器の各スキルがいずれも200という驚異的な数値を持ち、騎乗状態での弓射撃はもちろん、馬を降りて弓兵部隊として、あるいは強力な両手武器を振るう衝撃歩兵としても一流の戦闘力を発揮します。野戦においては、カン親衛隊だけで編成された部隊は文字通り無敵に近く、あらゆる敵を一方的に蹂躙することが可能です。
驚異的な性能と装備の詳細
卓越したスキルとステータス
カン親衛隊の強さの根幹をなすのが、極めて高いスキルレベルです。弓・馬術・長柄武器のスキルが200に達しているため、騎乗時の弓の命中精度、馬の操作性、そして近接武器の威力の全てが最高水準にあります。これにより、高速で移動しながら正確に敵を射抜くことができ、いざ接近されれば強力な近接攻撃で返り討ちにすることができます。防御面でも重厚なラメラーアーマーを装備しており、並の攻撃ではびくともしない打たれ強さも兼ね備えています。
遠近を支配する強力な装備
カン親衛隊の装備は、その万能性を象徴しています。主兵装である「ステップ反曲弓」は、騎乗射撃に適した高い連射速度と威力を両立した名弓です。矢筒を2つ携行するため、合計48本という豊富な矢弾で継続的な射撃が可能です。そして、彼らを単なる騎馬弓兵に終わらせない要因が、近接武器の「グレイブ(Glaive)」です。これは長い柄の先に刃を取り付けた両手長柄武器で、馬上から振り下ろされるその一撃は絶大な威力を誇ります。帝国の誇る重騎兵「帝国精鋭カタフラクト」やヴランディアの「バナーナイト」といった、他のTier6騎兵ユニットですら、グレイブによる斬撃の前にはなすすべなく薙ぎ払われることでしょう。
他派閥のTier6兵種との比較
他の勢力のTier6貴族兵と比較しても、カン親衛隊の汎用性は群を抜いています。例えば、ヴランディアの「バナーナイト」はカルラディア最高の突撃力を誇る槍騎兵ですが、一度突撃を終えると接近戦に持ち込まれるか、距離を取られて弓兵の的になります。帝国の「精鋭カタフラクト」は最高の防御力を持つ重騎兵ですが、弓を持たないため遠距離からの攻撃には無力です。その点、カン親衛隊は敵の騎兵の突撃を機動力で回避しつつ弓で削り、歩兵や弓兵の集団はカルーセル戦術で一方的に殲滅し、必要とあらばグレイブで近接戦闘もこなすことができます。あらゆる状況に対応できる万能性こそが、カン親衛隊が最強と呼ばれる所以なのです。
育成ルートと効率的な徴兵方法
最強の兵士を育成する道は長く険しいものです。カン親衛隊を部隊に加えるための2つの主要な方法を解説します。
正規育成ルート:遊牧民からの長い道のり
最も正攻法なのが、クザイト文化を持つ「城に付属する村」で徴兵できる「クザイトの遊牧民の息子」から地道に育て上げる方法です。ただし、貴族兵の素体である彼らの出現はランダムかつ低確率なため、クザイト領内を根気強く巡り、見つけ次第徴兵していく必要があります。以下がその育成ツリーです。
| ティア | 兵種名 | 派閥 | 維持費(目安) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | クザイトの遊牧民の息子 | クザイト | 2 | 貴族兵の卵。戦闘力は低い。 |
| 2 | クザイトの部族戦士 | クザイト | 4 | 近接戦闘能力が向上する。 |
| 3 | クザイトの襲撃者 | クザイト | 6 | 初めて馬に乗り、騎兵としての片鱗を見せる。 |
| 4 | クザイトの騎馬弓兵 | クザイト | 8 | 本格的な騎馬弓兵となる。ここからが本領発揮。 |
| 5 | クザイトの重装騎馬弓兵 | クザイト | 12 | 装備が強化され、攻守に安定感が増す。 |
| 6 | クザイトのカン親衛隊 | クザイト | 20 | 完成形。遠近両用、攻守に隙のない最強ユニット。 |
裏技的ルート:盗賊からの成り上がり
正規ルートでの徴兵に疲弊したプレイヤーにおすすめなのが、盗賊を転向させる方法です。
- まず、クザイト領に出現する「ステップの盗賊」を多数捕らえ、捕虜にします。
- プレイヤーキャラクターの統率スキルを150まで上げ、パーク「熟練者の敬意」を取得します。このパークは、盗賊ユニットを正規兵にアップグレードさせることを可能にします。
- 「熟練者の敬意」取得後、捕虜にしたステップの盗賊を部隊に加えると、彼らは正規兵のツリー(クザイトの騎馬弓兵など)に転向させることができます。
- あとは経験値を積ませて、最終的にカン親衛隊までアップグレードします。
実戦での運用戦術と弱点
カン親衛隊のポテンシャルを最大限に引き出すためには、適切な戦術の理解が不可欠です。
最強戦術「カルーセル」
カルーセル(回転木馬)戦術は、騎馬弓兵の基本にして奥義です。部隊に追従命令(F1→F2)を出した上で、プレイヤー自身が馬に乗り、敵部隊の周囲を円を描くように走り続けます。部隊全体が敵の周りを回りながら一方的に矢を射かけることで、敵の歩兵や弓兵からの反撃を最小限に抑えつつ、安全に敵を殲滅することができます。AIに戦闘を委任するF6キーでも十分に強力ですが、手動でカルーセルを実践することで、被害をゼロに抑えることも夢ではありません。
強み・弱みと最適な戦場
- 強み: 圧倒的な機動力と遠距離火力、グレイブによる高い近接戦闘能力、高い生存性。野戦においてあらゆる敵を圧倒できる万能性を持ちます。
- 弱み: Tier6兵種ゆえの極めて高額な維持費(賃金)。大部隊を維持するには莫大な資金力が必要です。また、徴兵と育成の難しさから、一度に大きな損害を出すと補充が非常に困難です。
- 最適な戦場: 障害物の少ない平原。馬の機動力を最大限に活かせるため、カルーセル戦術の効果が最も高まります。
- 不向きな戦場: 攻城戦、特に城壁内での戦闘や、木々が密集した森林地帯。馬の機動力が著しく制限されるため、強みが半減します。しかし、そのような状況でも、馬から降りて戦わせれば、最高クラスの弓兵・両手武器歩兵として機能するため、決して無力ではありません。
まとめ
クザイト カン親衛隊は、Mount & Blade II: Bannerlordにおいて最強の兵種と呼ぶにふさわしい、圧倒的な性能を誇るユニットです。その育成には多大な時間と労力、そして維持には莫大な資金が必要となりますが、それに見合うだけの、いやそれ以上の戦果を約束してくれます。正規の徴兵ルートだけでなく、「熟練者の敬意」パークを活用した盗賊からの育成ルートも視野に入れ、ぜひ自分だけの親衛隊を組織してみてください。カルラディアの大地を疾駆する彼らの前には、いかなる大軍も敵ではないでしょう。




